短編
ツンデレでクールな美少女との遭遇 喫茶店編
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たのか気になったが……俺も真澄の後に続いて行列の最後尾に並んだ。男女二人で並ぶと違和感なく行列に溶け込めて安心だ…。
しかし、1つ問題が発生した……
綾小路「……」
神室「……」
並んでる女性たちが楽しく話す中、俺たちの間では無言が続いていて少々気まずい事になってる。
夏に伊吹と占いで並んでる時を思い出すなー…まぁ、真澄は伊吹より幾分か付き合いやすいが。
話しかけるか否か…
綾小路「あー…」
神室「……別に無理して会話しようとしなくていいわよ。私もあんたもガラじゃないでしょ?」
綾小路「……お心遣い感謝します。」
神室「ふふ…なんで急に敬語になんのよ?」
話そうか話すか迷っていたら真澄が気を遣ってそう言ってくれた。
俺が軽く礼をして丁寧語で返したら真澄が微笑んでいた。何気に真澄が笑ったところ初めて見たな…
神室「……な、なによ//////?」
綾小路「いや、お前ってそんな風に笑うんだなって思ってな。」
神室「意味分かんない……てか、悪い//////?」
綾小路「いや、悪くない。むしろ良いんじゃないか?」
神室「……//////!!!」
元々、真澄は綺麗な容姿をしてるし笑う姿が見れて良かったと素直にそう思った。
俺がそう伝えると真澄は物凄い勢いで顔を背けた。こちらを一切見ようとしない……
何か俺は、まずいこと言ってしまったのだろうか?とりあえず、謝った方がいいか…
綾小路「真…」
???『へぇー……今日は神室さんと一緒なの?この女たらし…」
この鋭く尖った発言をする声は……俺はゆっくりと後ろを振り向くと…
そこに居たのは…鈴音だった。
綾小路「鈴音……」
神室「堀北…」
堀北「おはよう清隆くん、神室さん。あなたたちが一緒なんて随分珍しいわね?約束してたの?」
神室「……そうね、私もそう思ってる。」
堀北「その口振りだとあなたたちが一緒なのは偶然ってことでいいのかしら?」
綾小路「あぁ、まぁ…」
神室「それ以外であり得ると思う?あんただってこのカフェが目的で来たんでしょ?」
堀北「えぇ。でも、あなたたちがここに居るとは思いもしなかったけど。」
神室「それはこっちも同じ。」
会って早々、何故か不機嫌そうな鈴音……一歩も引かずに言い合いをしてる真澄凄いな…。
有栖と共に行動してるだけある。
綾小路「鈴音もこういうところに興味があったんだな?」
堀北「……だったら何か文句でも?」
綾小路「いや、別にないです。ただ……鈴音は行列とかは並ぶタイプじゃなさそうだと思って…」
堀北「そうね、それは間違ってないわ。でも、
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