短編
ツンデレでクールな美少女との遭遇 喫茶店編
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んだが…。
綾小路「真澄は何でここに居るんだ?今日は有栖と一緒じゃないのか?」
神室「毎回坂柳と行動してるわけじゃない。てか、私が休日に何しようがあんたに関係ないと思うけど?」
綾小路「いや、まぁそうなんだが……単純に真澄の事が気になるだけだ。」
神室「は、はぁ?き、気になるとかバッカじゃないの//////?」
真澄は顔を背けながら怒った口調で言ってきた。
何か怒らせること言っただろうか?
ただケヤキモールから離れたこの場所に真澄が居る理由が知りたかっただけなんだが……
ん?もしや…
綾小路「このカフェに来たのか?」
神室「……」
俺が少し踏み込んだ質問をしたら急に黙った。大体、真澄が無言の時は肯定の意を表す。
なるほど……どうやら仲間が居たようだ。
神室「……だったらなに?」
綾小路「いや、実は俺もこのカフェに興味があってここに来たからな。」
神室「ふーん……散歩じゃないんだ。」
綾小路「散歩がてらと言ったところだ。まぁ、あの行列を見て帰ろうか迷ってるが…」
神室「そりゃ、あの行列見たらね……女子に人気なカフェに男一人で並ぼうとする奴は普通いないし。」
真澄の口振りからしてやはり女性に人気のカフェのようだ。
そして俺の葛藤してる事まで見抜くとは……中々鋭い。
綾小路「そう言うことで、俺は出直す。じゃあ、またな…」
こればっかりは仕方ないよな……今度波瑠加たちと来よう…。
俺は真澄に軽く挨拶をして帰ろうと背を向けた。すると…
神室「ちょ、ちょっと待って//////!」
綾小路「?」
俺は真澄に呼び止められたので足を止めて振り返った。
真澄は俺を呼び止めたのにも関わらず、数分黙ったまま俺を見つめてきた。
この場合俺はどうすればいいんだ?真澄が口を開くまで待ってればいいのだろうか?大体、何故真澄が俺を呼び止めたのか良く分からないんだが……
神室「……そこのカフェで私にタピオカ奢ってよ。」
綾小路「は?」
まさかの奢りなさいよ発言……数分塾考して出した言葉がそれか…。
どう考えたらその答えになるんだ?
神室「は?じゃない。あんたの不注意のせいで私が転んだんだから責任取ってよ。」
綾小路「……」
うん、言い分は解らなくもない……か?
確かに俺の不注意で真澄が転んだのは事実だ。
まぁ、タピオカ一杯くらいで気が済むなら…
綾小路「あー……分かった。それくらいお安いご用だ。」
神室「ん……じゃあ早く来て//////」
俺は肯定の意を表すと真澄は顔を背けたまま、行列に向かっていった。
どうしてこっちを見てくれなかっ
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