暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
ツンデレでクールな美少女との遭遇 喫茶店編
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
写真で見た通りの店を見つけた。

場所も特定せずに店に着いたのは自分でも良く見つけたなと思ったが…それより驚くものを見た。

それは……

綾小路「凄い行列だな…」

カフェの前で並ぶ女性の行列。テレビや噂でしか見たことなかったものが今、目の前にあった。

実際間近で見てみると凄い光景だな……そんなに人気なのだろうか?

それはともかく…

綾小路「さて……どうするか…」


並んでる客の9割は女性で、男一人で並んでる奴は誰も居ない。男もチラホラいるがカップルで来ているようだった。


いくらボッチに慣れてる俺でもこの圧倒的アウェー感漂う状況を見て、並ぶ勇気は湧かないな…。


とりあえず、行き当たりばったりだったとは言え、カフェの場所は分かったし今日は様子見程度にしてグループの皆で出直そう……うん、それがいい。


俺は踵を翻して帰ろうとした瞬間…



どんっ!



誰かとぶつかってしまった。ちゃんと周りを確認しなかった俺のミスだ……相手に怪我が無ければいいんだが…


???『いったぁ…』

綾小路「すみません……大丈夫ですか?」

ぶつかった相手は女性だった。

この声は……

???『こちらこそごめんなさい……あ、綾小路!?』

綾小路「……真澄?」


ぶつかった相手は真澄だった。真澄は俺がここに居ることに驚いてるようだった。


まぁ、俺も驚いてるんだが……こんな所で真澄と会うとはな。


そう言えば、以前もこうやって真澄とぶつかってしまった事があったな……とその前に…


綾小路「すまない。怪我はないか?」

神室「……別に平気。」

俺が手を差し伸べると意外にもあっさりと手を掴んでくれた。

俺は一応、目視で真澄の身体を隅々まで確認した。(いやらしい意味ではない)

うん……見たところ、怪我は無さそうだ。良かった。

神室「ちょっと……じろじろ見るのやめてくれない//////?」

綾小路「いや…一応怪我が無いか確認したかっただけだ。」

真澄は一度、俺から少し距離を空けて両手を交差して警戒するような形で言ってきた。

そんな警戒されると軽く傷つく…

神室「別にこの程度で怪我なんかしないわよ。てか、あんたはこんなとこで突っ立ってなにしてんの?」

至極真っ当な質問だ。ケヤキモールから離れたこの場所に居るのは不自然だからな。

綾小路「まぁ……散歩というか探検というか…」

神室「散歩?なにそれジジくさ……あんたってやっぱり変わってるわね…」

綾小路「酷いな…」

引かれる云々じゃなくジジ臭いと言われるとは…

真澄の中では俺は変な奴認定なのか……結構ショックな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ