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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 伊吹編
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て詰めよってきた……


え……ちょっと待って…山下たちはそれも目撃してたってこと?


はぁーーーーーー//////?さいっっっっっあくなんだけど//////!!!


百歩……いや、千歩譲って綾小路と一緒に居たのを見られたのは良しとしても、よりにもよってそれも見られてたなんて…


椎名「伊吹さんそれも本当なんですか?一体どんな状況でそうなったんですか?理由をお教え下さいませんか?」

伊吹「ちょ、ちょっと待ちなさい、あんたたち!!!あれはただの事故で…//////」


ガラッ……


坂上「お前たち何を騒いでるんだ?もう予鈴は鳴ってるぞ?席につけ。」

龍園「……」

石崎 小宮 近藤「「「あぶねぇ、ギリギリセーフ〜」」」


椎名の威圧に気圧されていたら、いつの間にか予鈴が鳴っていたらしく、担任の坂上が入ってきた。ついでにバカ3人と龍園も…


女子連中は『え〜…』と残念そうな声を出して自分の席に戻っていった。


助かった……こんなにも担任の坂上を頼もしく思ったことはない。それに龍園と石崎のバカたちが教室に居なかったのも救いだ。


しかし、あたしと綾小路の衝撃の事実を聞いた女子連中は興奮が醒めやまないのかさっきからずっとうるさい……


伊吹「はぁー……面倒なことになった…」

あたしは盛大なため息をついて自分の席で項垂れた。
















昼休み。


伊吹「あー…もう、最悪!!!」


あたしは大きな声で愚痴をこぼした。ここは屋上。幸い周りに誰もいないためこれくらい大きな声出したって平気だ。


午前の間は本当にキツかった……休憩時間の度に女子連中はあたしの席に集まって色々話し掛けてきた。


あたしがどれだけ無視を決め込んでも……あれは誤解だと何度も説明しても……囃し立てるだけだった。


そんな状況がずっと続いていたお陰であたしの疲労はピークに達した。昼休みまでつきまとおうとしてきた女子連中から逃げるようにこの屋上にやって来たというわけだ。


伊吹「……あいつらが飽きるまでこんな風に振り回されるわけ?そんなの冗談じゃないんだけど…」


そもそもなんであたしがこんな目に合わなくちゃいけないわけ?


それもこれも全部綾小路のせいだ!!!あいつがあの時あたしの隣にいなければこんなことには…


いや……それはちょっと理不尽な気がする。


あの時、ホラー映画のラストのシーンにびび……驚いてあいつの腕を掴んだのはあたしだ。それを全部あいつのせいにするのはお門違いってやつだ。


伊吹「はぁー……いったいどうしたいいのよ。なんか頭クラクラしてき
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