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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 堀北編
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綾小路「そうなのか?」

堀北「えぇ。両親が共働きだったから、よく夕飯の準備をしていたの。」

綾小路「なるほど。」

堀北「さぁ、食べましょう。」

彼に箸を渡して、彼と向かい合わせに座った。

堀北「いただきます。ん……美味しい。……どうしたの?食べないの?」

彼は私が食べてる様子を見てるだけだった。

あまり……食べてる様子をジロジロ見てほしくないのだけど//////

綾小路「本当に食べていいのか?……食べた瞬間、何か頼んだりしないか?」

私がここまで尽くして……じゃなかった//////。

彼は疑心暗鬼になってるみたいだった……まぁ、彼にAクラスに上がるために手を貸すように行った取り引きも食べ物だったし……疑うのも無理ないわね。

堀北「ご心配なく、そんなつもりは毛頭ないわ。むしろそれを食べてくれないと私が不安だわ。今日の痴態を忘れて貰うための取り引きなんだから。」

綾小路「そういうことなら……いただきます。」

彼が食べる瞬間は少しドキドキした……だって仕方ないじゃない?

兄さんや家族以外で手料理を振る舞ったことはないし……

綾小路「……うまいな、これ。味付けが好みだ。」

堀北「ほ、ほんと//////?」

綾小路「あぁ。とても1時間で作った料理とは思えないくらい味が深い。」

彼はひと口食べ始めたらどんどん箸が進んでいた。

その様子をみて安心した気持ちより……素直に嬉しかった。

堀北「遠慮せず、食べてくれて構わないから//////。」

綾小路「じゃあ、遠慮なく。」




30分後……。




綾小路「……ご馳走さまでした。」

堀北「お粗末様。お口に合ったなら何よりよ?」

綾小路「片付けは俺も手伝う。」

二人分にしてはだいぶ量が多いと思ったのだけど……彼は完食してくれた。

私が食器類を片付けていたら、彼も立ち上がって運ぶのを手伝ってくれた。

堀北「別にいいわよ。これくらい……」

綾小路「いや、俺にも手伝わせてくれ。これだけの手料理を食べさせて貰ったんだ。これくらいさせて貰わないとな?」

堀北「……//////」

そのあと、私たちはキッチンで並んで片付けをした。

洗い物は彼がして、洗った食器は私が拭いた。

綾小路「さて……片付いたな。それでは……時間も遅いし俺はそろそろ失礼する。」

堀北「そう……。」

彼は立ち上がって、玄関に向かっていった。私も彼を見送るため後を追った。

綾小路「今日はご馳走さま。本当に旨かった。」

堀北「それは良かったわ。また食べに来てくれてもいいわよ?今度は頼み事付きだけどね。」

綾小路「それは……なる
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