清隆くんのお宅訪問 佐藤編
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♪」
松下 篠原「「お邪魔しまーす♪」」
松下さんたちは慣れた感じで自分の部屋かのように、先に上がっていった。
綾小路「……お邪魔します。」
佐藤「ど、どうぞ//////」
一方、清隆くんは遠慮気味に入ってきた。
その後、しっかり靴を揃えてるところを見ると、やっぱり几帳面なんだなーと思った。
私は清隆くんをしっかり誘導してから、部屋に入った。
松下「おー……なんかいつもより片付いてない?」
佐藤「え!そ、そうかなー?気のせいじゃない?あはは……」
松下 篠原「「?」」
部屋に上がっていた二人はいつも通りの場所に座ってくつろいでいて、松下さんが部屋を見渡しながら言った。
言えない……清隆くんを呼ぶために昨日はりきって掃除を細かくやっていたなんて言えない……//////
佐藤「い、今お茶淹れるね?清隆くんも適当に座ってていいからね?」
綾小路「……手伝うか?」
佐藤「ううん、大丈夫!今から勉強教えて貰うわけだし、これくらい私がやるよ!」
私はキッチンに行ってコーヒーの準備をした。
清隆くんたちを待たせる訳にはいかなかったので、手早くコーヒーとお菓子をテーブルに持っていった。
佐藤「お待ちどおさま。コーヒーどうぞ。」
松下「ありがと〜♪佐藤さん。」
篠原「お菓子もあるのは流石だね♪」
綾小路「色々すまないな、麻耶。ありがとう。」
佐藤「ど、どういたしまして…//////」
清隆くんは急にお礼を言ってきたので、私は照れてしまって顔を逸らしてしまった。
その様子を観ていた松下さんが……
松下「あれあれー?お二人さん仲良いねー?私たちはやっぱりお邪魔かな♪?」
佐藤「ちょ、ちょっと松下さん〜…//////」
綾小路「?」
案の定からかってきた……もう〜//////
篠原「綾小路くんも困ってるみたいだし、早速教えて貰おうよ。」
松下「それもそうだね〜それじゃ佐藤さんのためにも取り掛かりますか♪よろしくね〜綾小路くん?」
綾小路「平田のように上手く教えられるか分からないが……こちらこそ、よろしく頼む。」
勉強中……。
二人とも、意外にも清隆くんに解らないところをきちんと聞いて勉強していた。
正直二人がここまで集中して取り組むとは思っていなかった……
てっきり勉強会は建前で、清隆くんにあれこれ質問するもんだと思っていたから……
その清隆くんは私たちの解らないところを分かり易く教えてくれた。
まぁ、松下さんと篠原さんはテストでクラスの中間位の順位だから、私とは元々の出来が違うんだけ
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