清隆くんのお宅訪問 佐藤編
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ていた。
篠原「……何か声掛けづらくない?」
松下「それ……私も思った。」
二人は清隆くんを見て困惑したように言った。
二人は清隆くんとあまり喋ったことないもんね……まぁ、雰囲気的にも声掛けづらい状況なのもあるんだけど。
篠原「それで?松下さんは何を思いついたの?」
私が聞きたかったことを篠原さんが小声で代弁してくれた。
松下さんは何も言わずに急に屋上に向かっちゃったからね……
松下「うん、えっとねー……あ、やば!綾小路くんもう屋上降りるっぽい!」
佐藤 篠原『『え??』』
私は慌てて扉の隙間を確認すると確かに清隆くんはこっちに向かって来ていた……
えーー待ってよ〜……松下さんの考えなんも聞いていないのに〜。
松下「こうなったら説明してる暇ないね……当たって砕けろだね!」
佐藤「ええー?ちょっと待っ……!」
ガラッ……
綾小路「ん?佐……麻耶?」
佐藤「綾……き、清隆くん//////!あ、えっと……あはは。」
綾小路「?」
心の準備も何も出来ていなかったので、少し不自然な感じになってしまった……
だってしょうがないじゃん〜//////こんなの普通みんなもテンパるでしょ?
どうやって場を繋ごうか必死に考えていたら……
松下「やっほー綾小路くん〜。私たち綾小路くんのことずっと探してたの。ね?篠原さん!」
篠原「う、うん!平田くんが屋上にいるって教えてくれたから来たんだー!」
私がアワアワしてるのを見兼ねて、二人が助け船を出してくれた。
綾小路「そうなのか?……なんで俺を探してたんだ?」
佐藤「それは……」
松下「えっとね〜私たち綾小路くんに勉強教えて貰おうと思って頼みに来たんだー。」
松下さんは私に向かってウインクをしながら言った。
ここは……松下さんに任せた方が良いよね?
私たちは何も聞いてないし……下手に話しに首を突っ込むと松下さんに迷惑かかるかも。他力本願になっちゃうけど任せよう。
綾小路「勉強を?どうして俺なんだ?松下たちは平田に教えて貰っていたよな?」
松下「うん、そうなんだけどねー……平田くんにはさっき頼んでみたんだけど、その平田くんは今日何か用事があってダメらしいんだよね〜。それで〜勉強得意な人いない?って平田くんに聞いたら綾小路くんなら力になってくれるよ!って教えてくれたんだ。」
綾小路「そうだったのか……だが俺は平田ほど勉強出来るわけではない。教えるのに不向きだと思うんだが…」
松下「それでも私たちより勉強出来るでしょ?ちょっと助言してくれる程度でいいからさ。」
綾小路「………」
松下「もうすぐ特別試験も始
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