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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 佐藤編
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ら上手く行くといいなぁ……

松下「あはは♪ごめんごめん。佐藤さんも話しを濁してごめんね?」

佐藤「ううん、全然大丈夫だよ。」

松下「うーん……とにかく今は綾小路くんと二人きりの状況は止めた方がいいかも。立ち直れてないなら尚更ね。」

佐藤「うん…。」

篠原「でも、それだと現状何も変わらなくない?」

松下「う……確かに。」


篠原 松下『『うーん……』』


二人は真剣に考えてくれているようだった。


申し訳なく思ったので、私も何とか自分で打開策を考えてみたけど……


どう頑張ってもネガティブ思考が邪魔してしまってダメだった……すると、松下さんが……


松下「ん?あれって……みーちゃんと平田くん?なにやってるのかな?」

皆で悩んでいたら急に松下さんが指を差して言った。

私と篠原さんも振り向くと、教科書を持ったみーちゃんが平田くんに何か聴いてる様子だった。

篠原「あぁ、あれはね…みーちゃんは平田くんに授業の分からないところ聞いてるみたいだよ。前に教えてくれた。」

松下「へぇ〜頭良いのに勉強熱心だねー……」

篠原「まぁ、私たちもあれくらい一生懸命になんないとヤバいかもね〜。」

松下「まぁ、そうかも……あーーー!!!」


佐藤 篠原『『え??』』


松下さんは突然席を立って言った。私と篠原さんは全く同じタイミングで驚いた声を出した。

何か思い付いたのかな?篠原さんの話しを聞いて……

松下「いま、思いついた!!!これなら上手くいくかも♪そうと決まれば早速……」

松下さんは私たちを尻目に平田くんのもとに向かっていった。

平田くんと何話してるんだろ?

そして、松下さんは案外早く戻ってきた。

松下「おーい!平田くんがさ、今の時間なら綾小路くんは屋上にいるかもだって〜早速屋上に向かうよー♪」

佐藤「え……えーーー//////?ちょっと待ってよ、松下さん!」

松下「まぁまぁ♪私にいい考えがあるから大丈夫、早く行こう!ほら、篠原さんも行くよー」

篠原「え?う、うん!」


松下さんはその肝心の考えを私たちに話さず、先に教室を出ていってしまった……


篠原さんも私もよく分からないまま、慌てて松下さんに付いていった。


そして不安になった私は一緒にいる篠原さんには聞こえないくらいの小声で呟いた。


佐藤「大丈夫かなぁ……?」










屋上。


松下「お〜来たね、二人とも。綾小路くん居たよー!」

松下さんは先に屋上に着いていたので、扉の前で清隆くんがいる方向に指を差して言った。

私も確認したら、清隆くんは缶コーヒー片手に空を見
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