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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 佐藤編
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いたからだな〜♪

頑張った甲斐あったよ〜♪

綾小路「まぁ、三人ともよく授業終わりに予習復習してるもんな……この集中力も理解力も納得だな。」


佐藤 松下 篠原「「「え???」」」


私は心底驚いた。どうして清隆くんがそのこと知ってるんだろう?


清隆くんの言う通り、期末テストが終わった後、私たちは定期的に授業終わりの休み時間に三人で集まって解らないところを話し合ったり相談していたりした。


短い時間なんだけど、私にとってはそれが結構有意義な時間だったりする。


まさか、その事を清隆くんが知っていたなんて……


松下さんたちも同様に驚きを隠せないようだった。


佐藤「え?綾小路くんなんで知ってるの?」

綾小路「ん?それは……麻耶たちはよく松下の席に集まってるだろ?俺の席からだと話してる内容が聞こえるからな。」

松下「あー確かに綾小路くんの席って私と距離近いもんねー。」

篠原「なるほどね、納得。」

綾小路「盗み聞きするつもりは無かったんだが……気を悪くしたならすまない。」

佐藤「そんなこと思わないから安心して!清隆くん。」


なるほど……そういうことだったんだね。


私はちょっと嬉しかった。清隆くんからしたら、たまたま私たちの内容が聞こえていただけかもしれないけど……そういう細かいところを見ていたくれたと思うと私は嬉しかった。


綾小路「そうか、それなら良かった……それじゃあ、俺はそろそろ失礼する。またな。」

清隆くんはそう言った後、自分の荷物を持って立ち上がった

松下「うん!お疲れ〜綾小路くん。また明日ね♪」

篠原「また学校でね〜今日はありがと!」

二人は嬉しそうに、清隆くんに別れを済ませていた。

佐藤「み、見送るよ!清隆くん!」


玄関に向かっていった清隆くんを私は慌てて追いかけた。


その際に二人から『頑張ってね〜』っとニヤニヤしながら手を振ってエールを送ってきたのが気になったけど……


玄関先に向かった清隆くんは靴を履き終えていま、まさに出ようとしていた。


佐藤「ま、待って清隆くん!」

綾小路「ん?どうした?」

清隆くんはドアを開けようとした手を止めてこちらを向いた。

佐藤「あ、えっと……//////!」

綾小路「?」


私が清隆くんを引き止めたのはちゃんと今日のお礼をしたかったからなんだけど……


今日初めての二人きりの状態にスゴく緊張してしまっていた//////


た、ただお礼を言うだけなのにどうしてこんなに心臓がうるさいの〜//////?


落ち着いて私!最後くらいしっかりしなきゃ!


佐藤「き、清隆く
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