清隆くんのお宅訪問 長谷部編
[9/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
私が頭でごちゃごちゃ考えていたら、きよぽんは案外あっさりと承諾を貰えた。
綾小路「あぁ。それより俺なんかが波瑠加の部屋に行ってもいいのか?」
長谷部「うん、もちOKだよ♪それじゃ、行こ行こ!」
まだ、きよぽんと話せると分かったら柄にもなく、嬉しく思っている自分に驚いた。
愛里には悪いけど……ちょっとだけ……
今日だけきよぽんを貸してね!必ずいい情報手に入れるから。
私はそう考えながら、きよぽんと私の部屋に向かった。
私の部屋。
ガチャッ……
綾小路「お邪魔します。」
長谷部「どうぞ、どうぞ〜♪」
きよぽんはそう言った後、靴を律儀に並べて入っていった。
几帳面ですなー。
綾小路「荷物ここに置くぞ?」
長谷部「うん♪ありがとね〜きよぽん♪今、コーヒー淹れるよー。適当に座っててー。」
綾小路「分かった。」
私はコーヒーを準備するためにキッチンに向かう。
私の部屋に寄っていくことになった後、きよぽんはまたさりげなく、私の荷物を持ってくれた。
部屋まで直ぐだし、大丈夫だって言ったんだけど……
『いや、こういうのは男の役目だろ?これくらいさせてくれ。」何て言うだもん//////
密室で二人きりな上にそんなこと言われたら……キュンとくるよねー//////
おっとと……今はコーヒー用意することに集中しないとねー。
私は二人分のマグカップを持ってきよぽんのもとに行った。
長谷部「はい、コーヒーどうぞ〜きよぽん♪」
綾小路「あぁ、ありがとう。」
きよぽんにお礼を言われるのも悪くないですなー♪
長谷部「あ!忘れてた……」
綾小路「ん?どうかしたのか?」
長谷部「うん……これこれ!やっぱり、これが無いとね〜」
私はさっき買ってきた砂糖をきよぽんに見せつけながら、言った。
そして、ティースプーンで砂糖を大量に容れてから飲んだ。
長谷部「うーん、おいしい♪……ってきよぽんどしたの?」
きよぽんはコーヒーを飲んでいる私をガン見していたので、きよぽんに尋ねた。
ていうか……あんまり見詰めないで欲しいんだけど//////
綾小路「波瑠加……いつもの事だが、よくそれで飲めるな?」
あ、それで見てたのね。びっくりした……
長谷部「仕方ないじゃーん?こっちの方がおいしいんだもーん♪」
綾小路「……そうか。」
長谷部「そうだよ〜♪きよぽんも試してみるかい?」
綾小路「いや……遠慮しとく。」
長谷部「あはは♪冗談冗談!きよぽんってあんまり甘いの得意じゃないんでしょ?」
綾小路「そう見えるか?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ