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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 長谷部編
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私が頭でごちゃごちゃ考えていたら、きよぽんは案外あっさりと承諾を貰えた。

綾小路「あぁ。それより俺なんかが波瑠加の部屋に行ってもいいのか?」

長谷部「うん、もちOKだよ♪それじゃ、行こ行こ!」


まだ、きよぽんと話せると分かったら柄にもなく、嬉しく思っている自分に驚いた。


愛里には悪いけど……ちょっとだけ……


今日だけきよぽんを貸してね!必ずいい情報手に入れるから。


私はそう考えながら、きよぽんと私の部屋に向かった。


私の部屋。


ガチャッ……


綾小路「お邪魔します。」

長谷部「どうぞ、どうぞ〜♪」

きよぽんはそう言った後、靴を律儀に並べて入っていった。

几帳面ですなー。

綾小路「荷物ここに置くぞ?」

長谷部「うん♪ありがとね〜きよぽん♪今、コーヒー淹れるよー。適当に座っててー。」

綾小路「分かった。」


私はコーヒーを準備するためにキッチンに向かう。


私の部屋に寄っていくことになった後、きよぽんはまたさりげなく、私の荷物を持ってくれた。


部屋まで直ぐだし、大丈夫だって言ったんだけど……


『いや、こういうのは男の役目だろ?これくらいさせてくれ。」何て言うだもん//////


密室で二人きりな上にそんなこと言われたら……キュンとくるよねー//////


おっとと……今はコーヒー用意することに集中しないとねー。


私は二人分のマグカップを持ってきよぽんのもとに行った。


長谷部「はい、コーヒーどうぞ〜きよぽん♪」

綾小路「あぁ、ありがとう。」

きよぽんにお礼を言われるのも悪くないですなー♪

長谷部「あ!忘れてた……」

綾小路「ん?どうかしたのか?」

長谷部「うん……これこれ!やっぱり、これが無いとね〜」

私はさっき買ってきた砂糖をきよぽんに見せつけながら、言った。

そして、ティースプーンで砂糖を大量に容れてから飲んだ。

長谷部「うーん、おいしい♪……ってきよぽんどしたの?」

きよぽんはコーヒーを飲んでいる私をガン見していたので、きよぽんに尋ねた。

ていうか……あんまり見詰めないで欲しいんだけど//////

綾小路「波瑠加……いつもの事だが、よくそれで飲めるな?」

あ、それで見てたのね。びっくりした……

長谷部「仕方ないじゃーん?こっちの方がおいしいんだもーん♪」

綾小路「……そうか。」

長谷部「そうだよ〜♪きよぽんも試してみるかい?」

綾小路「いや……遠慮しとく。」

長谷部「あはは♪冗談冗談!きよぽんってあんまり甘いの得意じゃないんでしょ?」

綾小路「そう見えるか?」

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