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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 長谷部編
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す直前に咄嗟に籠を後ろに隠していた。


そりゃあそうでしょ……この籠の中見られるのは恥ずいもん//////!!!


こんな大量のお菓子一人で食べてるなんて思われたら嫌じゃん//////?なんで寄りによってこんな場所できよぽんと逢っちゃうんだよ〜。


きよぽんのバカ〜。


綾小路「波瑠加?大丈夫か?」

長谷部「え?だ、大丈夫だよ!それより会計済ませにレジ行こ!」

綾小路「ああ、そうだな。」

私は籠を上手く後ろに隠したまま、きよぽんの背中を押してレジに向かった。

綾小路「波瑠加。そんなに押さなくても一人で歩けるんだが……」

長谷部「いいから、いいから♪」


私はきよぽんを押して歩きながらある異変に気付いた……


悪い意味で私たちは色々目立っていたらしく、買い物をしている主婦やら学校の女子生徒たちなど多くの人に見られていた。


その多くはきよぽん目当てで、見ていたみたいで私の事を羨ましそう(主に女子生徒たち)に見ていた。


ふふん♪これは……優越感ってやつ?


羨ましいかい、皆の衆♪?でも……ごめん…本当は凄く恥ずかしい//////


だってこの状況さー……周りから見たらイチャイチャしてるようにしか映らないんじゃ//////?


いやいや//////考えすぎ考えすぎ……。


結局私は優越感に浸る余裕は無く、その場から立ち去りたい一心でレジに行った。








帰り道。


綾小路「……この時間はあんなにレジが混むんだな。想定外だった。」

長谷部「あはは。きよぽんもセルフレジにすれば良かったじゃん!」

綾小路「今度からそうする。」


私たちは今、一緒に帰ってる。まぁ、帰る方向同じだし?こうなるのは普通だよね?


そして気配り上手なきよぽんは私の荷物をさりげなく持ってくれた。


こういう細かな優しさがモテてる理由かもね〜。本人は気付いてないっぽいけど……


長谷部「きよぽんは普段この時間には買い物しない感じ?」

綾小路「あぁ。買い物はコンビニで済ますことが多いな。実際、ケヤキモールのスーパーに寄ったのは久しぶりだ。」

長谷部「そうなの?」

綾小路「あぁ、そういう波瑠加はこの時間に買い物することが多いのか?」

長谷部「うん、まぁね。この時間だと混んでるけど、同級生にあんまし会わなくて済むから楽なんだよねー。」

綾小路「そうなのか?」

長谷部「うん、学校以外の場所で誰かに会うのは嫌だし〜…」

綾小路「それは……まぁ、分かる。」

長谷部「お!きよぽんもそういうタイプ?」

綾小路「タイプかどうか分からないが、そういう気持ちは俺
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