清隆くんのお宅訪問 長谷部編
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強の虫だねー……みやっちも続いて席を立った。
ていうか二人とも……少しは私たちを待つとか考えないんかい!……って私は心の中で思ってしまった。
いや、自分から言ったわけだから……まぁ、別にいいんだけどさ。
後はきよぽんか。まぁ、この流れならきよぽんも先に教室戻るんだろうな……
愛里に悪いことしちゃったかも……
綾小路「俺は……もう少しここに居る。食べて直ぐに動くのはあまり良くないからな。」
長谷部「!」
きよぽんは意外にもここに残るらしい……私は結構驚いてしまった。
三宅「そうか、じゃあ先に俺たちは戻ってる。また後でなー波瑠加、愛里。」
佐倉「うん、また後でね!明人くん、啓誠くん。」
長谷部「うん……後でね、ゆきむー、みやっちー。」
みやっちたちが先に教室に戻って行ったのを確認して、私はチラッときよぽんを見る……
いつも通り無表情で気だるげな感じで座っていた。
にしても意外だな〜。きよぽんも食べ終わっているなら、先に教室戻ってても良かったんだけど……そんなにお腹苦しいんかな?
私はきよぽんの様子が気になったので声を描けようとしたら、きよぽんは急に立ち上がった……
長谷部「あらら、きよぽん?急に立ち上がって、どうしたん?」
佐倉「どうかしたの、清隆くん?や、やっぱり……先に教室に戻っちゃうの?」
きよぽんの行動に疑問を持った私が訪ねたら、続いて愛里は寂しそう言った。
愛里の悲しげな表情を察してか、きよぽんは易しくこう言った。
綾小路「うん?いや、そっちの席に移動しようとしただけなんだが……」
佐倉「そ、そうなの?……良かったぁ。」
きよぽんはみやっちたちが座っていた側の席を指差しながら言った。
なーんだ……それだけか。
愛里は安心したようで、笑顔で言った。うん、相変わらず可愛いね♪
良かったねー愛里。
でも、ごめんね、愛里♪私はちょっと……きよぽんにイタズラしてみたくなっちゃった♪
長谷部「えー?別に〜席移動しなくても良くない〜?」
綾小路「いや、俺はもう食べ終わっているし、食事の邪魔だろ?愛里と波瑠加が並んで座った方が……」
長谷部「別に邪魔じゃないよ〜?いつもこの並びでご飯食べてるんだしー。ねー愛里?」
佐倉「うん!それに……私は清隆くんに移動して欲しくないなぁ//////」
綾小路「そうか?なら、いいんだが…」
長谷部「そうそう♪そ・れ・にせっかく両手に花のこの状態を逃すのはもったいないぞーきよぽん♪」
私はからかうように言った。きよぽんの困った表情見たさにけしかけたんだけどー
結局最後まで
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