清隆くんのお宅訪問 佐倉編
[10/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
路「あぁ。」
清隆くんはコーヒーを飲みながら、言った。
清隆くんといつもよりお喋り出来て楽しいなぁ//////。
まぁ、浮かれているのは私だけだけど……
それでも、私のために勉強を教えに来てくれただけでも感謝しないと!
佐倉「でも……私なんてまだまだだよ。波瑠加ちゃん達と違って得意な教科も無いからさ。」
綾小路「まぁ、波瑠加達の場合は得意科目が偏り過ぎだがな……。」
佐倉「あはは、確かに。」
綾小路「その分、愛里は苦手な数学を押さえておけば大丈夫だ。普段から予習復習もしっかりしているしな。」
清隆くんはいつも通り私を励ましてくれた//////
佐倉「う、うん!次の試験頑張るね。」
綾小路「あぁ、お互いにな……それにしても何か不思議だな。」
佐倉「え?」
何が不思議なんだろう……?
清隆くんから、そんなセリフが出るのは珍しかったから私はつい、間の抜けた返事をしてしまった。
綾小路「クラスで孤独だった俺たちが、こんな風にグループで一緒に居るのが……」
佐倉「うん……確かにそうかも!それもこれも皆、清隆くんのお陰だね!」
綾小路「ん?どうしてだ?」
佐倉「え?だって……清隆くんがペーパーシャッフルの時に勉強会開いていなかったら今のグループは出来て無かったかもしれないから……」
綾小路「あれは堀北のアイデアだ。俺は橋渡しをしただけだ。」
佐倉「どんな形でも、私はこのグループに入れたのは嬉しかったよ!」
綾小路「そういえば……このグループが出来る際、愛里が自分からグループに入りたいって頼みに来たのは驚いた。」
佐倉「うぅ……えっと……あれは……その、お恥ずかしい限りです//////」
今、思い出しても恥ずかしいなぁ……//////
あの時はどうしても、清隆くんと一緒に居たいって気持ちが優ったから……勢いで//////
でも、波瑠加ちゃんや皆が私を受け入れてくれた時はスゴく嬉しかった。
綾小路「あの時の愛里はカッコ良かった。」
佐倉「清隆くん…それ以上もう〜言わないで〜//////」
綾小路「本当だ。自分の意見を他人にぶつけるのは簡単じゃないからな。」
佐倉「う、うん……。」
私みたいに内気な性格な人は特に……
綾小路「……それに俺は嬉しかったぞ?」
佐倉「ふぇっ……/////!!!……な、なんで//////?」
今、清隆くん嬉しいって……言ったよね//////?
え?え?嘘……な、なんで〜//////?
綾小路「そんな驚く事か?俺は愛里がこのグループに入ってくれて本当に助かってる。」
佐倉「え?で、でも……私、清隆くんを助けたことなんてない
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ