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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 佐倉編
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路「あぁ。」

清隆くんはコーヒーを飲みながら、言った。

清隆くんといつもよりお喋り出来て楽しいなぁ//////。

まぁ、浮かれているのは私だけだけど……

それでも、私のために勉強を教えに来てくれただけでも感謝しないと!

佐倉「でも……私なんてまだまだだよ。波瑠加ちゃん達と違って得意な教科も無いからさ。」

綾小路「まぁ、波瑠加達の場合は得意科目が偏り過ぎだがな……。」

佐倉「あはは、確かに。」

綾小路「その分、愛里は苦手な数学を押さえておけば大丈夫だ。普段から予習復習もしっかりしているしな。」

清隆くんはいつも通り私を励ましてくれた//////

佐倉「う、うん!次の試験頑張るね。」

綾小路「あぁ、お互いにな……それにしても何か不思議だな。」

佐倉「え?」

何が不思議なんだろう……?

清隆くんから、そんなセリフが出るのは珍しかったから私はつい、間の抜けた返事をしてしまった。

綾小路「クラスで孤独だった俺たちが、こんな風にグループで一緒に居るのが……」

佐倉「うん……確かにそうかも!それもこれも皆、清隆くんのお陰だね!」

綾小路「ん?どうしてだ?」

佐倉「え?だって……清隆くんがペーパーシャッフルの時に勉強会開いていなかったら今のグループは出来て無かったかもしれないから……」

綾小路「あれは堀北のアイデアだ。俺は橋渡しをしただけだ。」

佐倉「どんな形でも、私はこのグループに入れたのは嬉しかったよ!」

綾小路「そういえば……このグループが出来る際、愛里が自分からグループに入りたいって頼みに来たのは驚いた。」

佐倉「うぅ……えっと……あれは……その、お恥ずかしい限りです//////」


今、思い出しても恥ずかしいなぁ……//////


あの時はどうしても、清隆くんと一緒に居たいって気持ちが優ったから……勢いで//////


でも、波瑠加ちゃんや皆が私を受け入れてくれた時はスゴく嬉しかった。


綾小路「あの時の愛里はカッコ良かった。」

佐倉「清隆くん…それ以上もう〜言わないで〜//////」

綾小路「本当だ。自分の意見を他人にぶつけるのは簡単じゃないからな。」

佐倉「う、うん……。」

私みたいに内気な性格な人は特に……

綾小路「……それに俺は嬉しかったぞ?」

佐倉「ふぇっ……/////!!!……な、なんで//////?」

今、清隆くん嬉しいって……言ったよね//////?

え?え?嘘……な、なんで〜//////?

綾小路「そんな驚く事か?俺は愛里がこのグループに入ってくれて本当に助かってる。」

佐倉「え?で、でも……私、清隆くんを助けたことなんてない
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