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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 佐倉編
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ィーンってやつだ。また明日な。」

長谷部「ゆきむーまたね〜」

啓誠くんも帰っていった……。

今、ここに残っているのは私と波瑠加ちゃんと……清隆くんの3人。

綾小路「さて……啓誠も帰ってしまった事だし、今日の勉強会はここまでだな。」

長谷部「そうだね〜。んじゃ、とりあえず私たちも図書室出ますか。」

佐倉「そ、そうだね……」


私たちは帰り支度をして、図書室を出た。


今の並びは私が真ん中で右隣に波瑠加ちゃん、左隣に清隆くんの状態で歩いてる。


綾小路「そういえば、今日は珍しく波瑠加は集中してたな?」

長谷部「ちょっとー!きよぽん酷くない?私だってやるときやるもんね〜だ。ね〜愛里?」

波瑠加ちゃんは少しふてくされ気味に言った……

確かに、波瑠加には悪いけど今日は集中して頑張っていた気がするな〜。

佐倉「あはは。うん、そうだね。でも今日啓誠くんが作ってくれた問題難しかったよね?」

長谷部「だよね?でも、きよぽんは難なく解いてたみたいだし……やっぱり普段から、勉強してる感じ?」

綾小路「まぁ、復習程度だ。啓誠みたいに普段から予習とかはしてない。」

長谷部「へぇー……」


波瑠加ちゃんはそう言った後、こちらをチラッと見た……


何となくだけど、波瑠加ちゃんに今がチャンスだよ!……って眼で語っている気がした。


確かに……今なら、自然に清隆くんにお願い出来る感じがする。


よ、よーし!!!頑張れ、私。


佐倉「あ、あのさ……き、清隆くん!」

綾小路「ん?どうした、愛里?」

清隆くんは足を止めて、こちらを向いた。

佐倉「えっと……その…//////」

綾小路「?」

長谷部「どうしたのー愛里?(頑張れー愛里!)」


清隆くんは私が話すまで、待ってくれているけど……


う、うわぁ〜ん//////そ、そんなに見詰められると……私//////。


もう……勢いで言っちゃえー//////


佐倉「さ、さっき数字の問題でね……ちょっと解らないところがあったから清隆くん教えてくれない……かな//////?」


伝えたい事は大体言えた気がする……


後は、清隆くんの返事次第……


緊張と心臓のドキドキがうるさい……


私は目を瞑って清隆くんの返事を待った//////そしたら……


綾小路「……俺で良ければ別に構わないぞ?」

佐倉「ふぇっ……ほ、ほんと//////?」

綾小路「あぁ。」


私は恐る恐る清隆くんの方を見た。


こんなにあっさりOKしてくれるなんて…ゆ、夢じゃないよね……?


うわぁーい//////波瑠
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