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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 椎名編
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椎名「そうでしょうか?私にはそうは見えませんね。何だか清隆くんはまだ実力を出し切ってないような感じがするので♪」

綾小路「………」


私がそう答えた後、清隆くんはそれ以上何も言わずに無言で本を選び始めました。


私もこれといって何か聞くわけではなく、清隆くんが本を選び終わるのを待つことにしました。


どうやら、清隆くんは2冊の本で悩んでいるようですね……


1つはコナン・ドイルの名作。2つ目はローレンス・ブロックの本を見つめていました。


悩むのは解ります!どっちも不朽の名作で面白いですからね♪


綾小路「これにするか……。」

清隆くんは結論を出したようですね。

椎名「何の本にしたんですか?」

綾小路「今回はコナン・ドイルにしてみようと思う。」

椎名「ミステリー小説の権化とも言える作品ですね。」

綾小路「このシリーズは前々から気になっていたからな……借りてもいいか?」

椎名「もちろんです♪」

綾小路「ありがとう、ひより。なるべく早く読んで返すようにする。」

椎名「いえいえ♪自分のペースでゆっくり見てください!」

綾小路「分かった……さてと一段落ついたところで…」

椎名「?」

まさかもう帰ってしまうのですか……?

もう少しゆっくりされていっても…私が心の中であれこれ考えていたら……

綾小路「ひよりが良ければ……好きな作家とかどういう小説が好きなのか教えてくれないか?」

椎名「え…//////?い、いいんですか?」

綾小路「あ、あぁ。ひよりも前に言っていたと思うが俺も小説とかで話しが合うやつは中々いないしな。」

椎名「嬉しいです//////♪それじゃ、早速……私が好きな作家さんはですね…」


そこから私たちは色んなお話しをしました。


……と言っても、ほとんどが小説の話しで清隆くんは私の話しを聞きながら相槌をしてくれる感じでしたが……


それでも私にとって……とても楽しい時間でした。


こんな風に清隆くんと過ごせるのは嬉しいですから……//////♪


そしてあっという間に時間は過ぎ……


綾小路「もう、こんな時間だな……そろそろ俺は帰るとする。」

椎名「そ、そうですね……」


話しに夢中になっていたせいで気付けば夜になっていました。


楽しい時間はあっという間と言いますが、本当にその通りなんですね……。


そんな気持ちを抱えながら、清隆くんを見送るため私も玄関に向かいました。


そして清隆くんは玄関で靴を履き終わった後……


綾小路「今日は押し掛けてすまなかったな。」

椎名「いえいえ、そんな……私の方こそこん
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