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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 椎名編
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嬉しくて仕方ありません//////!!!


早く教室に行かないと午後の授業が始まってしまうのに……腰が抜けてしまいましたね。


今日の放課後久々に楽しみになりました♪


一之瀬さんたちと一緒にいる時も楽しみな気持ちはもちろんありましたが、清隆くんと二人きりになれるのは中々出来ませんから……このような提案をしてくれた星之宮先生たちに感謝です♪


そんな気持ちを抱えながら、私は急いで教室に戻りました。

放課後。


椎名「今日は何故か午後の授業がスゴい長く感じましたね……早く図書室に向かわないとですね♪」

私はいつもと違う感情で図書室に向かっていました。

なぜなら……清隆くんと待ち合わせしているのですから♪

本を読みにいく以外で図書室に向かうのは初めてですね……

清隆くんを待っている間、本に目移りしないようにしないとですね!

まぁ、今日の私はそんな事に現を抜かすことは微塵もないですけど♪




図書室。




椎名「やはり、放課後の図書室はほとんど誰もいませんね……」


図書室に着いた私は改めて放課後に図書室に足を運ぶ生徒が少ないことを認識しました。


そういえば、こんなこと今まで考えたこと無かったですね……


いつもだったら他に生徒がいようがいまいが下校時間まで本に夢中でしたし……


私にとって図書室とは静かな空間の中で本の世界にのめり込める場所であり、色んな面白い本を見つけられる場所でしたから。


こんな風に本を読みに来るわけではなく、誰かを待つなんて今までの私だったら考えられませんね……


……色んなことを考え過ぎですね。


とりあえず、清隆くんを待つことにしましょ……


綾小路「お!来たか。」

椎名「!!!。き、清隆くん?えっと……お待たせしてすいません……いつから待っていたのですか?」

綾小路「ん?いや、さっき来たばっかだ。全然待ってないから大丈夫だぞ?」

椎名「それなら良かったです……それではいきましょうか。」

何だか付き合ったばかりの男女の会話みたいで、照れますね……//////

綾小路「あぁ、そうだな。……鞄持つぞ。」

椎名「え?ですが……いつものことですからお気遣いなく…」

綾小路「確かにいらない気遣いかもしれないが、これぐらいさせてくれ。」

椎名「……あ、ありがとうございます//////」


私は清隆くんのお言葉に甘え、鞄を渡してから並んで歩きました。


清隆くんのこの何気ない優しさは本当にズルすぎです……//////


それに……何というか……一言で言うと……


幸せですね//////♪


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