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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 椎名編
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さて、そろそろ本題にいかないと昼休みも終わってしまいますし……

椎名「それで、清隆くんにご相談がありまして……」

綾小路「相談?……何となく想像が出来てきているが……念のため聞かせてくれるか?」

清隆くんは今から私が言う事が分かっているような口振りでした。

清隆くんは勘が鋭いようですねー♪

椎名「私一人では中々決められないので、私の部屋にある本を清隆くんが自分で選んで貰おうと思いまして……」

綾小路「あー……それはつまり…」

椎名「はい♪お察しの通りです。もし……よろしかったら今日の放課後私の部屋に来ていただけませんか……//////?」


私は自然体を崩さずに清隆くんに話したつもりでしたが……


やはり緊張しました……//////


いくら私でも緊張しない方が可笑しいですよ!


それにしても……こんなに緊張したのは生まれて初めてですね//////


私は清隆くんの方を恐る恐る上目遣いのように見詰めると……清隆くんは


綾小路「……やっぱりな。」


彼はその一言だけで済ませました……。


全くあなたという人は……


清隆くんは少し考えているように見えますね……


まぁ、急にこんな申し出は迷惑だと思いますし……


私としてもこれで清隆くんに断られたら、惜しい気もしますが……今回はしょうがないと割り切るつもりですし。


それにこれが最後のチャンスって訳ではありませんしね?


椎名「昼休みもそろそろ終わってしまいますし……答えをお聞かせ下さいませんか?」


私は清隆くんに聞いて見ました。『yes』か『NO』かの答えを……そしたら


綾小路「……椎名がそれでいいならお邪魔してもいいか?」


い、今、何て言ったのでしょうか……?


私の聞き間違いではないですよね?


椎名「え?……来て下さるのですか//////?」

綾小路「正直、椎名がどんな小説を持っているか興味もあるしな……もちろん椎名が良ければだがな。」

椎名「とんでもないです。いいに決まってます♪」

綾小路「そうか、良かった。待ち合わせ場所は図書室でいいか?」

椎名「は、はい、それで構いません//////」

綾小路「それじゃ、俺は先に失礼する。また放課後にな。」

椎名「はい♪それでは、また//////」

清隆くんは待ち合わせ場所を伝えた後に、図書室を去っていきました……。

私は清隆くんを見届けた後……

椎名「まさか本当に来ていただけるとは……嬉しいですね//////♪」


今日一番の緊張から解放された私はその場で座りこんでしまいました……。


困りました……

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