清隆くんのお宅訪問 椎名編
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…。
私がどうして清隆くんを探していたかその理由を早く聴きたいからなんでしょうけど……
……そんなにじっと見詰めないで下さい//////
せっかく一度落ち着けましたのに//////
椎名「……清隆くんに是非オススメしたい本があったのでその事を伝えに来たんです。」
綾小路「そうだったのか……悪いな、探させてしまって。」
椎名「いえいえ、気にしないで下さい。現にこうやって見つけられましたから。」
綾小路「そう言って貰えると助かる、ひより。」
椎名「はい…//////」
やっぱり名前で呼んで貰えるのは嬉しいものですね//////
……さて、浮かれるのはここまでにして、この私の『武器』を使って清隆くんを部屋に一か八か誘ってみるとしましょうか♪
私は清隆くんの袖を離してから…
綾小路「それで、今回のひよりのオススメ本は何なんだ?」
椎名「今回もミステリー小説をオススメしようと思っているのですが……」
綾小路「……ひより?どうかしたのか?」
急に私が話すのを躊躇っているのを不思議そうにこちらを向きました。
ここまでは計算通りです♪
それに、清隆くんはやはりそう返してきましたね……私の読み通りです。
ここからが大事ですので、自然体をキープして話しをしていきましょう。
変に気負ったりするのは私らしくないのであくまでフラットに……!
椎名「……実はオススメしたい本が沢山あって中々決められなくてですね…」
綾小路「まぁ、だろうな……ひよりと最初にここで会った時もそんな感じだったしな。」
椎名「?。あのー……どういうことですか?」
綾小路「あの時も色々と俺に本を勧めてくれただろ?」
確かに最初にここで会った時、清隆くんは私が取ろうとしていた『嵐が丘』を取ってくれた後、清隆くんの持っている本を目にしたときにそういえば色々オススメしましたね……。
椎名「確かにそうですね……お恥ずかしい限りです//////」
綾小路「いや、そんなことないぞ?それにオススメしたい本が沢山あるくらいひよりが本を読んで来た証拠だしな。」
椎名「……//////」
何だか凄く嬉しいですね……//////
私が嬉しい気持ちに浸っていると清隆くんは…
綾小路「それに俺なんかのために無理しなくていいぞ?」
清隆くんは心配そうに言いました……
むぅ〜そんなこと微塵も思ってないです!
私が好きで清隆くんに本を勧めているのですから//////
椎名「ありがとうございます……でも、無理なんかしていませんよ?」
綾小路「それならいいが……」
椎名「分かっていただけたならいいです♪」
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