清隆くんのお宅訪問 櫛田編
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よね……?
綾小路「それじゃ、またな。桔梗」
櫛田「うん。また明日ね……」
清隆くんはドアノブに手を掛けようとするところで、ピタッと止まった……
ん?どうしたのかな……?
綾小路「さっきの契約俺にとっては大きいが桔梗にとってはメリットが少ないよな……?代わりと言っては何だが桔梗の願いを聞こうと思うんだが、どうだ?」
清隆くんは靴を履き終わってから、私に聞いてきた。
櫛田「え!!!そんな……大丈夫だよ。許してくれただけで私は……」
綾小路「いや、それじゃ俺の気が済まないからな。俺の出来る範囲なら何でも構わないぞ?」
清隆くんからそんな言葉聞けると思わなかったから驚いたけど……
私のために言ってくれてることは素直に嬉しかった//////
それじゃあ、なにお願いしようかな……
無理強いさせない範囲なら、これしかないよね……?
よし……言ってみるだけならいいよね?
私は一呼吸置いてから願いを伝えた。
櫛田「……それじゃあさ、えっと、また私の部屋に来てくれない//////?今度はもっとゆっくり清隆くんと話したいから……ダメかな//////?」
私は恥ずかしい気持ちが大きかったためうつむきながらそう言った//////
綾小路「……それくらい、いつでも構わないぞ?」
櫛田「え!!!ほ、ほ、本当にいいの//////?」
綾小路「むしろ、そんなんでいいのか?」
櫛田「うん♪全然それでOKだよ//////やったぁ、ありがとう清隆くん//////!」
綾小路「そうか……そんなに溜まっていたのか……まぁ、俺で良ければいつでも構わないからな。」
櫛田「ん……?清隆くん溜まってるとか何の話しかな……?」
綾小路「ん?……いや、俺に溜まっている愚痴を言ってスッキリしたいんだろ?だから俺を部屋に呼ぶんじゃないのか?」
例によってまた、清隆くんは勘違いをしていた………
私は喜びも束の間その場で呆然としていた……
はぁーーーー?
なに言ってんだよーーー!!!
はぁ……。
そりゃあ愚痴はたっぷり溜まってるけどさ〜………//////
全く……ここまで来たらいっそ清清しいわね………
櫛田「ぷっ………あはははは♪それじゃ、次はたっぷり付き合って貰うから覚悟しててね〜♪」
綾小路「あぁ、覚悟しとくよ……。それじゃ、おやすみ。」
櫛田「うん!おやすみなさい、清隆くん♪」
清隆くんはゆっくりドアを開けてから静かに出ていった。
私は緊張感から解放されて一気に疲れがきたため自分のベッドに飛び込んだ……
時間にしてみれば清隆くんが
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