清隆くんのお宅訪問 櫛田編
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…
どう部屋に誘うか全く考えてないこと……
ど、ど、どうしよーーー//////
今日は色々朝から余計な事を考えないようにしていたせいじゃん〜
どういう風に誘えば自然なのかなぁ〜
どのみち私は警戒されてるし、失敗するリスクの方が大きいよね……?
そう考えると清隆くんを自然に部屋に誘うのなんて難易度高すぎなんじゃ………
とりあえず、今は怪しまれないように話しを繋ぎながら考えるしかないよね…?
最悪いま、考えがまとまらなくても放課後まで時間はあるし……
私はそう思って、声を掛けようとしたら、清隆くんがある勘違いをし始めた……
櫛田「あの……」
綾小路「あぁ、分かってる。」
櫛田「え……?」
綾小路「そう言えば、今月からだったよな?後で、振り込むから待っててくれないか?」
櫛田「えっと……清隆くんは今、何の話しをしてるのかな?」
綾小路「ん?いや、ここに俺を呼んだというか連れて来た理由は契約の話しなんだろ?」
櫛田「あ、えっと……」
綾小路「今、振り込むと怪しまれるからな。今日の夜にでも……」
んーーー?これは……
清隆くんは私とあの時結んだ契約の事についての話しだと勘違いしてるみたいだね……どうしよっか……
ここは流れに沿って清隆くんの言う通り契約の話しだって事にして放課後まで時間を稼ぐか……
はたまた、正直に違うことを指摘するか……
てゆーか私プライベートポイントの事とか何も言ってないのに勘違いするなんてひどくない?
確かに私に有利で甘い契約条件だったけどさー……大体プライベートポイントだってあんたより実際余裕あんのよ!!!
やっぱり、正直に言って指摘してや……
待って……契約の話し?……それだ!!!
この状況を覆す1つの策が舞い込んだ。
早速私は行動に移した。
櫛田「うん。その事なんだけど……もう一回見直したくて」
綾小路「……今更契約を見直す部分なんて無いと思うがな?……まさか、プライベートポイント振り込まれた分全額寄越せとか言うつもりじゃないだろうな?」
清隆くんは少し眉をひそめて言った。
櫛田「やだなぁ〜。そんなつもりはないよ〜♪」
……ていうかあんたの頭の中の私のイメージなんなのよ!!!
どうして私が金の亡者みたいな扱いになってるのよ!!!
ったく失礼な奴ね……
だけど……あんたのお陰で誘う口実が見つかったからここは水に流してあげる♪
綾小路「じゃあ、何だ?契約破棄されるのだけは避けたいんだけどな……」
櫛田「安心して!契約の条件をちょっと変えるだけだ
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