清隆くんのお宅訪問 櫛田編
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ら本について語っていただけよ?櫛田さん。」
櫛田「へぇーそうなんだ……。」
ちっ……清隆くんと仲良く本の話しで盛り上がってんじゃねぇよ。
今日は私の番なんだから邪魔者は引っ込んでろよ……うっぜぇな。
櫛田「あのさ、清隆くん!ちょっと話しがあるんだけどいいかな?」
綾小路「ん?あぁ、別に構わないが…」
清隆くんはチラッと堀北の方を見ていた。
多分話しの途中だから堀北に気を遣って一応許可でも貰おうとしているのだろう……
そんなやつに気を遣わなくていいのに……
堀北「じゃあ、後でね。……き、き、清隆くん//////」
綾小路「いい加減慣れろよ……。」
堀北「しょ、しょうがないじゃない//////。早く話してきなさい//////!!!」
綾小路「分かった分かった。」
櫛田「……話しはまとまった?早く話したいからこっち来て♪」
堀北「な……!!!」
綾小路「お、おい……自分で歩くから大丈夫だ……」
櫛田「いいから、いいから♪」
朝から堀北なんかとイチャつくんじゃねぇよ!!!ったく……
イラついた私は強引に清隆くんの腕を掴んで教室を出ていくことにした……//////
少し恥ずかしいけど//////
驚いた堀北の表情が見てとれたので、少し気分がスッとした。
歩きながら、周りを見渡すと羨ましそうにしている女子が数多くいた。ったくどんだけ人気になっちゃってんのよ………
清隆くんは周囲の目線が気になっているようで、無表情を崩していないが、少し困ったような顔をしている気がした。
少し清隆くんに意地悪し過ぎたかもしれないけど………
優越感に浸れたのと清隆くんは腕を振りほどいたりしないで私にされるがままになっていたことが嬉しかった//////
そして、人気の無い空き教室に誘導した。
櫛田「ここまで来れば大丈夫かな?……あれー?清隆くんどうかしたの♪?」
綾小路「どうかしたの……じゃないだろ?……どう言い訳すれば俺の命を回避出来るのか考えてるところだ……。」
櫛田「あはは♪大袈裟だなぁ〜そんなことしなくても大丈夫だよ♪」
綾小路「いや、大丈夫じゃないんだが……まぁ、いい。それで話したいことって何だ?」
櫛田「もう〜せっかちだなぁ。授業まで時間あるんだから、ゆっくり話そうよ〜♪」
綾小路「……こっちはそれどころじゃないんだがな。」
櫛田「まぁまぁ〜♪」
ここまでは上手くいったね!
まぁ、漸く二人きりになれたから嬉しいっちゃ嬉しいんだけど……//////
こんなに簡単に連れてこれた訳だし……
でも……問題は……
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