清隆くんのお宅訪問 坂柳編
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坂柳「はぁはぁ……。やはり、この身体で屋上まで向かうのは少し厳しいですね……」
私は屋上に向かって、階段を上っていました……。
私は特例でエレベーターを使う許可を頂いているのですが……
だからと言って、エレベーターを使うのは、悔しかったので自力で階段を上っていたのですが……いささか、大変ですね……
それに屋上に着いたとしても、彼が屋上に来るという確証もありませんし………
私は引き返そうか揺れ動いていると………
後ろから………
綾小路「坂……有栖?何でこんな所に居るんだ……?」
坂柳「!!!」
後ろを振り向くと清隆くんが気だるげに話しかけて来ました……。
なんという偶然……いえ、運命ですわ♪
坂柳「ふふ♪ごきげんよう♪清隆くん。私は少し風に当たりたかったので屋上に向かっていた次第ですわ♪」
綾小路「本当か……?」
清隆くんは少し警戒してますね……
当たり前でしょうけど……
坂柳「本当ですわ♪清隆くんも今から屋上に向かうのでしょう?良ければ、御一緒しませんか?」
彼は少し間を置いてから……
綾小路「まぁ、別に構わない。」
坂柳「……では参りましょうか♪」
これは意外ですね……
もっと冷たくいい放つ事を予想していましたが……これはこれでOKですね♪
まぁ、彼は先に屋上に行ってしまうのでしょうけど……
そう私は考えていると、清隆くんは私の隣にやって来ました……一体どうしたんでしょうか?
すると………
綾小路「俺に捕まれ。」
坂柳「……え//////?そ、それはどういう事でしょうか……?」
綾小路「その身体では一人で階段を上るのは負担が大きいだろ?見たところ、だいぶ疲れているようにも見えるしな……」
坂柳「…あ、ありがとうございます//////」
その後、彼はこれくらい誰でもやるだろ?と言ってから、優しく私の肩を支えて、ゆっくりと階段を上ってくれました//////
これは私の頭脳を持ってしても……何というか……その……予想外過ぎて//////
ち、近いです……//////
それにしても……清隆くんの身体はとても筋肉質ですね……この身体に抱き締められでもしたら、さぞ……//////
わ、わ、私ったらなんてハレンチな事を……//////
そうこう考えている内にいつの間にか屋上に着いたみたいでした……
綾小路「有栖。大丈夫だったか……?」
坂柳「と、とんでもないです//////お手数をお掛けして申し訳ありません……」
綾小路「それは全然問題ない。……それより
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