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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 一之瀬編
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3月初旬の朝。


AM7:10


一之瀬「ふにゃああ〜……眠いなぁ〜。」


私、一之瀬帆波は生徒会の仕事のため学校に向かっていた。今月は特に特別試験が迫って来ているのもあって、朝は早い。

エレベータに乗り込み、一階まで行くのを待ちながら、私は一人の男の子の事を考えていた……。


一之瀬「にゃー……。こんなに忙しいんじゃ、清隆くんと一緒に居れないなぁ…。」


エレベータ内で、私は小さく呟いていた……。

せっかく、星之宮先生が私たち違うクラスの私たちのために提案してくれたのに…

私は生徒会で忙しいから、皆みたいに時間取れないし……

今回はしょうがないよね………


一之瀬「でも………こんなチャンスもうないよね……?星之宮先生達がバックアップしてくれるのは今回だけだと思うし…。」


清隆くんと違うクラスの私たちは、試験が始まってしまえば言い方は悪くなるけど、敵同士………になってしまうから………


先生達だって、そこまでお人好しになれないのは分かってるから………


それに……私たちのせいでクラスの皆に迷惑懸けれないよ………


私は特に………


もう、私の個人的な感情で、Bクラスの皆に迷惑懸けるのは嫌だから。


でも………叶うなら………


ほんの少しの間でいいから、清隆くんと一緒に居たいなぁ………


私はそんな事を心の中で願ってたら……



チン……



一之瀬「あれ?私、一階しか押してないよね……?」


私はボタンを確認してみたら、確かに一階しか押してなかった。ということは……


私以外にも、今から学校に登校する生徒が居るってことなの?


ここは1学年専用の寮だから、1年生の生徒であることは間違いないんだけど……


こんな朝早くから登校するかなぁ……?


朝練のある運動部の生徒かな?


私はそんな事を考えて、ドアが開く瞬間を待っていたら………


綾小路「ふわぁぁ……。……ん?帆波?」

一之瀬「え!き、清隆くん//////?あ、えっと//////お、おはよう♪は、早いね?」

綾小路「ああ。おはよう帆波。そっちも早いな?」


乗って来たのは、なんと私が先程まで考えていた綾小路清隆くんだった……。


にゃーーー////////


ま、まさかこんな簡単に清隆くんに会えるなんてーーー♪


一之瀬「うん♪私は生徒会の仕事でねー♪清隆くんはどうしてこんなに朝早くに学校に行くの♪?」

綾小路「生徒会も大変だな……。それなのに帆波は朝から元気一杯って感じで凄いな。」

一之瀬「にゃはは♪私は元気が取り柄だからねー♪」


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