第五百十話 和歌山のデザートその四
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「初耳だけれど」
「今プリパラで歌うこともあるんです」
「そうなんだ」
「はい、それで魂も」
こちらもというのだ。
「どうやら」
「それ私もよ」
順子はそれならと言ってきた。
「実はね」
「そうなんですか、魂までアイドルなら」
ジェイクはそれならと述べた。
「余計に凄いですね」
「そうですよね」
「うん、僕も思うよ」
らぁらにその通りだと答えた。
「本当にね」
「アイドルも大変だけれど」
それでもとだ、今言ったのは葛葉だった。
「その大変さって後に生きるんだよね」
「だから今の順子さんがおられるんですね」
「そうだよな」
「はい、順子さんは立派な人です」
光実が見てもだった。
「僕もそう思います」
「そうだよな」
「そこには多くの苦労を乗り越えた」
「本物があるよな」
「全くです」
こう言うのだった。
「順子さんには」
「ここにいる皆がそうでもな」
「順子さんもです」
「そうだよな」
「僕もそう思います」
「だからこそな」
葛葉はさらに言った。
「アイドルの事務所もな」
「やっていけていますね」
「今もな」
「まあいつも火の車だけれどね」
順子は笑って返した。
「ぎりぎりでね」
「それでもですよ」
「私がなの」
「立派ですから」
光実は微笑んで話した。
「今もです」
「やっていけてるのね」
「ちゃんと皆ついてきてくれてるんですよ」
「はい、何かです」
真夢が答えた。
「不思議とお仕事持って来てくれますし」
「それにだよね」
「言われることもしっかりしていて」
「あと逃げたと思ったら」
「それが違っていたり」
「あの時はね」
順子はWUGのその騒動の話もした。
「私もね」
「お話は聞きました」
「ええ、どうしてもそうしないといけなかったから」
「そうされましたね」
「けれどね」
それでもとだ、順子は真夢に話した。
「あの時もよ」
「私達が何とかなる様に」
「しておいたから」
「だから失敗はですね」
「しない様にしておいたわ」
「若し順子さんプリパラタウンにおられましたら」
めが兄ぃも言ってきた。
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