暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
よう実ヒロインたちの波乱の休日。
[1/9]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
3月初旬の週末。


AM7:00


朝早くに起きた俺は毎日の日課である筋トレを軽くこなしてから、シャワーを浴びた。

そして、俺はコーヒーを飲むためポットでお湯を沸かしていた。


綾小路「……はぁ。休める空間は自分の部屋だけだな……。」


思わず愚痴を溢している自分に驚いたが、いや、溢さずにはいられないな……。

俺は相変わらず、恵たちに振り回される日々が続いている。

きよぽんグループでは名前で呼ぶ決まりになっていた事を聞いた有栖達が私たちも名前で呼んで欲しいと急に言われて、平田にも諭された事もあり、全員名前で呼ぶ事になってしまった。

それ自体は別に嫌ではないんだがな……。

更には俺がカラオケで歌っている様子の動画や写真は駄目だと言ったのだが、有栖の余計な機転のせいで今度は全員に録音される始末……

いや、それは俺の出した条件の甘さが招いた結果か……


綾小路「それにしても、俺なんかの歌っている動画や俺の歌声を録音する意味が分からないんだがな……。」

実際に女性陣はお世辞抜きで全員上手いと思う。失礼を承知で言うと、真澄が歌上手いのには正直驚いた…

こんな事本人に直接言ったら、どやされると思うがな。

しかし、俺はあのメンバーを名前で呼ぶのはまだまだ慣れるのに時間が掛かりそうだな……

波瑠加や愛里や恵を緊張せずに名前で呼ぶのも大変だったからな。

まぁ、そこは慣れかな……

そんな事を考えていた内にお湯が沸いていたらしい。
マグカップにコーヒーを淹れて、ようやく座って、コーヒーをひと口飲む。


綾小路「ふぅ…。この瞬間が落ち着くな…。」


最近は学校でも悪い意味で目立ってしまっていたことも有って、精神的にも肉体的にも疲労困憊なのは事実だし……


自分を労るというわけではないが、今日はゆっくり過ごすことにしよう……。



俺がそんな事を思いながら、ゆっくり過ごしていたとき、俺は知らなかった。



女性陣が新たな企みをしていた事に……。

AM10:20


堀北「どうして、休みの日に学校に行かなくちゃいけないのかしら?」


私は今、学校に向かっていた。


事の発端は約1時間前に遡る……。







AM9:00


その時間、私は紅茶を飲みながら、本を読んでいた。

堀北「ふぅ…。彼は今、何してるのかしら?」


ふと、私は彼の事を考えていた。

大方、せっかくの休みだとか何とか考えて惰眠を貪ってるのに違いないわね……。

ちょっと、彼の部屋に『喝』でも入れてこようかしら……。


堀北「……な、何考えてるのよ私//////」


私以外
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ