よう実ヒロインたちの波乱の休日。
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誰もいない筈なのに、思わず周りを確認してしまった……。恥ずかしい///
最近の私はどうかしてるわね……
坂柳さん達と放課後に一緒に過ごすなんて事は今までの私だったら考えられないもの。
それでも、不思議と心地よく感じているのは、きっと心の何処かでこういう風に誰かと放課後過ごすことを望んでいたのかもしれないわね……。
それはきっと彼のお陰なのよね……。
堀北「……もう//////。さっきから浮かぶのは彼のことばかりじゃない//////。」
少し落ち着きましょう……。
深呼吸して……目を閉じてリラッ……
〜♪〜♪〜♪
ビクッ……!!!
堀北「………びっくりした。こんなときに電話なんて一体誰が……。」
私に連絡してくる人なんて限られる……。
まさか、彼……?
……ではなかったわね。
非通知……?一体誰が?
いたずら?それにしては2分以上も鳴らしてるし……。私が出るまでずっと鳴らされ放しは流石に困るわね……仕方ないわ。
私は覚悟を決めて電話に出ることにした。
堀北「……もしもし?」
???「あ〜〜〜〜やっと出てくれたわね〜♪もう!警戒するのは分かるけど、もう少し早く出て欲しいわ〜♪」
この声は……。
どうして私の番号を?
堀北「急に何の御用ですか?……どうして私の番号を?とりあえず、聞きたいことが山程あるのですが……。星之宮先生?」
星之宮先生からだった。一体何故……?
星之宮「ふふふ♪そ・れ・は……秘密♪」
堀北「……切ってもいいですか?」
星之宮「ちょ、ちょ、ちょっと待ってーー堀北さん。怒らないでよー♪ジョークよジョーク。」
堀北「……早く要件を話してくれませんと本当にスマホの電源切って放置しますけど……?」
星之宮「分かったから切らないでーー。……ゴホン。今から学校の生活指導室に来て欲しいの♪」
堀北「なぜですか?……私は校則を破った事も違法な事もしておりませんが?」
星之宮「もうーー相変わらずの堅物ね〜〜〜。佐枝ちゃんみた〜い。」
堀北「……な。ただ、私は事実を言ってるんです。早く質問に答えて下さい!なぜ、私が生活指導室に行かなくてはならないのですか?」
星之宮「詳しい説明は来てから話します。とにかく、今から1時間後に生活指導室に来てね♪じゃあそういう事でよろしく〜♪また後でね♪堀北さん。」
堀北「……ちょ、ちょっと待って下さい」
ブツッ……ツー……ツー……
堀北「一体何なのよ……。もっと簡潔に分かり易く教えてくれないと、行く気にもなれないわね……。」
警戒するのは当たり前よね……?
星之宮先
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