暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
綾小路くんはモテモテなのに鈍感過ぎる件。
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ー。パーティールーム13名でご予約の綾小路さまですね?お待ちしておりました。こちらへどうぞ。』


俺の名前で予約したのはともかく、流石は平田だ。おかげで前回よりスムーズに事が運びそうだ……
店員に案内され、皆が部屋に入っていく様子を見ながら、そう思っていると、ふと違和感が……


ん?待てよ?


13名?


元々、俺達は12人で行動していて茶柱先生達二人を加えたら、14人の筈だが……


そう言えば、平田の姿が見えないが……


まさか……


そう思っていると平田からチャットが来ていた。


『僕は用事を思い出したから、ここで抜けるね!頑張ってね〜綾小路くん?(^-^)v」


綾小路「……あいつ」


最初から、このつもりだったな……
この笑顔付きの絵文字がなお、腹立つ…!
後ろを振り返れば、もう全員部屋に入っており、残っているのは先生達二人だけだった。

星之宮「どうかしたの〜綾小路くん?早く部屋に入って歌うわよ〜〜♪」

茶柱「……早く入るぞ。綾小路」

星之宮先生に背中をぐいぐい押されながら、部屋に入れられた……


平田……覚えておけよ……。





〜♪〜♪〜♪



俺は以前と変わらず、奥の席に着いてドリンクバーで持ってきたオレンジジュースを飲んで、女性陣の歌声を聴いていた。

デュエットが上手い櫛…桔梗と帆波が元気系アイドルのように周りを引っ張り、
波瑠加と愛里と椎…ひよりが続いて仲良く曲を選んで、歌っていた。
恵と佐…麻耶とJ-POPのアップテンポの難しい曲を歌って盛り上げて、
次は意外にも堀…鈴音と有栖がデュエットをして、まるで、清楚系アイドルのように歌声で圧巻していた。
星之宮先生は凄い勢いで子どものように、はしゃいでいた……。
茶柱先生と神…真澄は俺と一緒でドリンクを飲みながら、皆の歌を聴いていた。


そして、俺はある人物を観察しながら警戒していたら、


神室「……じろじろこっち観ないでくれる?この変態男。」


変態男とは酷い言い草だな……。


警戒するのは当然だろう……。


お前が動画を録ったおかげで、今どんな酷い目に遭ってることか…。
俺は、楽しんでる周りに聞こえないように静かに真澄に言った……


綾小路「あのな……その言い草は酷いだろ?お前には一度痛い目に遭ったからな。警戒するのは当然だ。」

神室「あれは、坂柳の命令だったんだから文句を言うなら、そっちに言いなさいよ」

綾小路「だとしてもだ。お前のおかげで、俺の生活が脅かされてるのは事実だろ?だが、もう俺はお前に対して、油断はしないからな。」

あの時は精神的な大ダメージのせいで、一瞬油断
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