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綾小路くんがハーレムを構築する話
綾小路くんはモテモテなのに鈍感過ぎる件。
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を変えるように…

一之瀬「わ、私たちはカラオケに行くんです!良かったら、星之宮先生たちもどうですか?」

星之宮「あら〜良いわね♪日頃のストレス発散しちゃおうかしら〜♪」

茶柱「カラオケ……だと?それは、綾小路も行くのか?」

それまではずっと興味なさそうな顔をしていた、茶柱先生がピクッと反応した……


ん?まさか……な。


星之宮「あーーー佐枝ちゃん。綾小路くんの例の歌声聴きたいんでしょー♪」

茶柱「……そんなわけないだろ///」

星之宮「惚けちゃって〜♪昼休みに綾小路くんの動画こっそり観てるの知ってるんだからー♪まぁ、私もだけどね〜♪」

まさか、教師であるこの人達にも動画が出回っているとはな…悪夢だ。

綾小路「……本当ですか?」

星之宮「そうよ〜♪教師の間でもとっても人気者よ〜♪綾小路くんは。」

茶柱「私は偶々だ……////」

星之宮「まぁまぁー佐枝ちゃん。せっかく一之瀬さんたちが誘ってくれてるし、行こうよ〜♪皆も私たちも混ざっていい?」

こうなったら、俺個人の意見は通らないことを学習しているので、帆波は肯定してるとして、有栖たちはどうするか……だな。

坂柳「私たちは構いませんわ。せっかくですから、これも何かの縁ですわ。生徒と教師という間柄ではなく、ただ、女性の先輩として女性の魅力をお教え下さるなら♪」

神室「……私は別に」

櫛田「そうだね〜!私も先生達の話し聞きたーい♪」

堀北「私も少し興味があるわね……」

佐藤「わ、私も!」

軽井沢「私も茶柱先生のこともっと知りたいしー♪」

長谷部「確かにね〜。こういう機会はそう無いしね。」

佐倉「波瑠加ちゃんが言うなら、私は。」

椎名「私も構いませんよ?」

一之瀬「ありがとう♪みんな!」

平田「凄い大所帯になっちゃったね!僕はお店に予約の電話しておくよ!」


平田は流石の気配りを見せて、電話するために一度ここから離れた。もう連れて行く前提なんだな……

星之宮先生が俺に探りを入れるため、偶然を装った可能性もあったが、茶柱先生が一緒にいる時点でそれは考えにくいか…

本当に偶々なのだろう。

まぁ、思いもよらない事実を知ったがな…

あの、茶柱先生が俺の動画を観ているとはな……星之宮先生もだが。
この学校は生徒のプライバシーはどうなってるんだ……全く。

綾小路「俺も、構わない……。」

そう声を絞り出すしかなかった……。

相変わらず俺は両腕を組まれたままカラオケに向かって歩いた。


本当はこの場から体育祭の時以上のスピードを出して逃げたかったのは言うまでもない…


カラオケに着いた。


『いらっしゃいませ
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