綾小路くんはモテモテなのに鈍感過ぎる件。
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となってるしな。
綾小路「今日は何処に連れて行くんだ?」
坂柳「ふふ♪そんなに急かさないで下さい。焦らず、ゆっくり過ごしましょう。綾小路くん?」
一之瀬「そうだよー!!まだまだ、時間もあるんだからさ。焦らない焦らない〜♪」
俺に近付きながら、二人は言った。
というか、一之瀬は近すぎる……
一之瀬のストロベリーブロンドの髪から、いい香りがする……それぐらい近い。
そんな事を思っていると恵が、俺たちの間に割り込んで、来た。
軽井沢「ちょっと、ちょっとーーー!!!二人とも近すぎじゃない?」
恵は何で、そんなに焦ってるんだ……?
綾小路「わ、分かったから、落ち着け。軽井沢……。」
軽井沢「分かってないわよ!!!……前々から思ってたけどさ〜、綾小路くんって一之瀬さんに優しくない…?」
怒りを含みながら、疑っている風に見えた
恐らく、恵が培ってきた洞察力が、俺が一之瀬に接してる時の僅かな違和感を感じ取った……ってところか?
今も、目で訴えて来てる。『一之瀬さんと何かあったでしょ?』って感じか?
俺は恵に一之瀬を救ったことを話してないからな……
ここで、下手に恵を不安にさせると、今後に影響する可能性が高いな……
とりあえず、俺は『後で全て話す。』と目で訴えた。すると、恵は不機嫌そうにそっぽを向いた……
そして、後ろを振り返ると、他の9人から視線が、集まっていた……
坂柳「……確かにわたくしにもそう見えますわ。何か、彼女に対する特別な感情がおありなのですか?(やはり、一之瀬さんを救ったのは綾小路くんなのですね…羨ましいですわ……)」
神室「……私はそう見えないけど。いつもと一緒で無表情だし。(確かにあいつ、結局は一之瀬を助けてるしね……別に、羨ましいなんてこれっぽっちも思ってないから/////)」
堀北「私には、一之瀬さんの他にも佐倉さんと長谷部さんの二人にも優しいと思うんだけど?(私の知らないところで、グループを作って……しかも、一之瀬さんにも優しくしてるなんて…この女たらし)」
長谷部「ちょっと!なんで私たちにまで、言うのかな〜堀北さん?第一、きよぽんは皆に優しいんだからさー。勝手なこと言わないでくれない?」
佐倉「そ、そうです。私たちだけが、どうとかではなく、清隆くんは分け隔てなく、とっても優しいんです//////」
佐藤「た、確かに綾小路くんは優しいからね!(でも、長谷部さんと佐倉さんいいなぁ……同じグループなんて羨まし過ぎるよー!!!)」
櫛田「そうだねー♪女の子に優しすぎるから、勘違いされるだけだよね〜?(ったく本当にモテすぎなんだよ…こっちの身にもなって欲しいっての…この鈍感バカ♪)」
椎名「私も綾小路くんは優しくて頼
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