暁 〜小説投稿サイト〜
綾小路くんがハーレムを構築する話
綾小路くんはモテモテなのに鈍感過ぎる件。
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を取った。


そして、これはボイスレコーダーのアプリか……?再生してみると、


♪〜♪〜♪


さっきのカラオケ内の録音……か?


ちょっと待て。これさっき俺が歌った曲だよな……?


♪〜♪〜♪


案の定、俺の歌声が聞こえてきた……


綾小路「……波瑠加これはどういうことだ?」

長谷部「え、えっとー、ほら、その、あれだよ!きよぽん♪今度この曲覚えようと思ってさ……あはは。」

綾小路「……まさか、ここにいる全員録音したのか?」


『……(メソラシ)♪×12』


俺はその場で項垂れた。


はぁー……確かに動画と写真は駄目だとは言ったが、まさか、録音までしてくるとは俺の爪の甘さが招いた結果だな。


坂柳「そうですわ♪清隆くんは動画や写真はダメと言いましたが、録音はダメとは一言も発していませんので、皆さんに事前に録音はOKらしいですわ♪と眼で語らせて頂きました!」


綾小路「………因みに録音を消してくれって頼んだら、訊いてくれるか……?」


『イ・ヤ♪(ですわ)×12』


波瑠加のスマホを返した後に全員の顔を見ると……


皆さん宝物のようにスマホを持っていらっしゃるので、俺はその場で何も言えなくなってしまった…。


俺はすっかり暗くなった星空を見上げながら、また、こう呟いた……


綾小路「……どうしてこうなった。」



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