綾小路くんはモテモテなのに鈍感過ぎる件。
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くよ!(絶対、綾小路くん気付いていないんだろうな……軽井沢さんたちが、綾小路くんとだけ、一緒に過ごしたいと思ってることに……)」
綾小路「……助かる、平田。今度何か奢らせてくれ。」
平田「あはは、大丈夫だよ。クラスメイトが困ってるなら、手を差し伸べるのは当然さ!」
平田は嫌な顔一つせずに、言ってくれた。
平田……お前ほど頼れる男はいない。素晴らしいぞ平田。
綾小路「じゃあ、放課後頼む。」
俺はそれだけ言って、俺たちは屋上を後にした…
放課後。
全ての授業を消化し、俺のクラスに坂柳たちが、集まったきた。
坂柳「ふふ♪ごきげんよう?綾小路くん。
今日は何処に参りましょうか?」
神室「……別にどこでもいいでしょ。」
一之瀬「ど、どこでも良くないよ、神室さん!!でも、綾小路くんと一緒なら私は何処でも嬉しいな//////」
椎名「私も綾小路くんと一緒なら何処でもいいですよ♪」
堀北「………随分信頼されてるわね?綾小路くん?」
櫛田「……ほんとだねー♪帆波ちゃんたちと仲良くなれて良かった…ね?」
軽井沢「別に〜……綾小路くんが、誰と仲良しになってもいいけどね〜……関係ないし〜…」
佐藤「綾小路くんと今日も一緒だ♪」
長谷部「この、数日の間に、一之瀬さんたちと仲良くなれて良かったねー……きーよぽん?」
佐倉「清隆くん…。もうちょっと抑えて欲しいな…」
主に堀北、櫛田、波瑠加、恵からの圧力を感じたが、今は無視しよう……いや、やっぱ、すみません怖いです……
綾小路「信頼も何も、ないだろ?俺で遊んでるだけだろ?お前たち……」
『はぁ……×10』
綾小路「???」
なぜだか、全員に盛大なため息を吐かれた。続いて平田が、
平田「綾小路くんはホントに……軽井沢さんたちも大変だね〜」
平田は一之瀬たちの方向を観ながら、言った。とにかく、俺はこの視線には勝てないので、俺と平田で先に歩きだして、ケヤキモールに向かうことにした……
背中に10人分の視線が集まるのを感じながら……
ケヤキモールに着いた。
このメンバーで過ごすのも、すっかりお馴染みとなったな。
最初はもっと他クラスのやつと過ごすことに周りから批判が出ると思ったが、俺の動画のおかげ(?)なのか、1年生の間では、カラオケに行くのがブームになっていた。
しかし、昼休みや教室ではいつものきよぽんグループと一緒にいるが、放課後はすっかり明人や啓誠とは過ごさなくなってしまったな……少し、寂しい気がする…。
まぁ、明人は俺のこの状況を楽しんでる風に見えたがな……
啓誠は『大変そうだな……清隆』と言ってくるのもお決まり
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