綾小路くんとハーレム後日談。
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3月初旬。
綾小路「はぁ……。こんなに朝早くから、色々聞かれるとは思っていなかったな…」
俺は先日にあった出来事のおかげで、学校に登校するや否や怒涛の質問攻め(特に3バカから)を受けたおかげで、疲れ切っていた。机に突っ伏していると…
堀北「随分と疲れてるわね?綾小路くん」
綾小路「堀北なら、疲れている理由は聞かなくても分かっているだろ?」
堀北「あなたが、女性をたぶらしたのが、悪いんじゃないかしら?」
なんて人聞きの悪い言い方なんだ……
俺がいつ、どこで、たぶらかしたって言うんだ…
綾小路「そんなことしたつもりはないんだが……」
堀北「はぁ…。本当にあなたって人は…」
そう言うや否や、堀北は冷たい目でこちらを見る。するとこちらにやって来たのは、
櫛田だった。
櫛田「まぁまぁ、堀北さん。綾小路くんが
悪いのは今に始まったことじゃないよ?」
櫛田は笑顔を向けながら俺に言った……。俺は巻き込まれた、だけだよな……?
綾小路「櫛田まで……二人ともなんか怒ってないか?」
堀北「あなたが他の女性をたぶらかしたことは別にこれぽっちも、怒っていないわよ?ねぇ、櫛田さん?」
櫛田「うん!綾小路くんがカラオケで帆波ちゃんたちを魅了していたけど〜全然怒ってないよ♪ねぇ、堀北さん?」
綾小路「…………。」
凄く怒ってるじゃないか……
こういうときだけ、意気投合だな…
まぁ、本当は俺が二人の仲介役を引き受けて、堀北が櫛田と話しやすくするための、約束だったはずだからな……
それなのに関係ない、坂柳たちと出会って邪魔されたのが、本当は気に食わなかったのだろうな……というか…カラオケだって、一之瀬や櫛田たちが無理やり俺に歌わせたんじゃないか…全く…
堀北「とにかく、あなたはこれを期に反省することね?不用意に目立ちたくないなら尚更よ?」
綾小路「善処する……。」
3月のいつかは分からないが、1年生最後の特別試験もあるからな。
今、他クラスの椎名や坂柳と一緒に居たら
どんな反感を食らうか分からないからな…
ここは素直に堀北の言う通りにしとこう。
それに、この話しは1年生全員ではなく、ごく一部の間で噂になってるだけに過ぎないはず……。
恐らく、ここまで噂になって、騒いでいるのはCクラスだけだろう……。
それならこの噂はすぐに治まるはずだ。
坂柳や椎名や一之瀬が俺なんかのことで、余計な吹聴や周りを誤解されるようことを
言うわけないしな……
そんな風に高を括りながら、1限目の授業に向けて準備をした。
だが、このとき俺は知らなかった。
これから起こる大騒ぎに巻き込まれることになるとは………
昼休みにて
未
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