短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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せんわ。」
そう言いながら俺の方をみて、妖艶に微笑む坂柳。あれはただの暇潰しだ的な目をしていた。これから始まる特別試験で俺と戦えるからだろうか…
俺という玩具で遊べるから一之瀬は用済み
ってところか……
巻き込まれる俺の身にもなってくれ……
坂柳「今日は只のご愛嬌ですわ。お話は、
先ほど聞こえていました。なんでも綾小路くんたちは今から、ショッピングに行くそうですね?」
堀北「だったら何かしら?坂柳さん?」
喰ってかかるように強い口調で堀北が言う
坂柳「よろしかったら私もご一緒してよろしいですか?」
神室「は、はぁ???まさか、今日はこれが狙いなの?坂柳。」
綾小路「どういうつもりだ?」
何を考えているんだ……?
しかし、俺と戦うことを望んではいるが、
ここで無理に俺のことを話したりはしない
だろうと思っていた。
坂柳「そんなに邪険にしないでください。
綾小路くん。ただ、皆さんとご一緒したいだけですわ♪」
楽しそうにおどけて言う坂柳。
さて、どうするか……
堀北は明らかに警戒しているし……
櫛田は笑っているが、何か怒ってる…?
椎名は?って感じだな…
一之瀬は……
あんなことがあったんだから怖いだろう…
俺が手を差し伸べなければ、一歩間違えば、退学していたかもしれないからな……
すると、
一之瀬「うん。分かったよ。坂柳さん。」
意外にも一之瀬は受け入れる用だ。
本当に聖人君子のような女神のような……
というか……
ん?
つまり……
一之瀬「ということで、私も一緒に行っていいかな?綾小路くん。」
少し、恥ずかしそうに俯きながら言った。
そんなに緊張しなくとも……
綾小路「俺は別に構わないが。」
俺がそう言うと、
一之瀬は、ぱぁぁっと笑顔を見せた。
チラッと他の三人を見る。
なんとも重苦しい空気が漂っているが……
椎名「私もご一緒するわけですし、櫛田さんたちは受け入れくれますよ。」
椎名がそう答える。
こう答えれば、櫛田は断られない上に、
堀北も下手に刺激出来ないだろう…
流石だな…椎名
堀北「もういいわ。一之瀬さんがそう言っているのなら、私たちが介入することではないわね。」
櫛田「私もだよ。坂柳さんも帆波ちゃんも神室さんも一緒に行こうよ♪」
坂柳「ありがとうございます。皆さん。
真澄さんも行きますよね?」
神室「はぁ………。もう分かったわ。」
こうして、俺達は、坂柳、神室、椎名、一之瀬を新たに迎えて学校を出た。
まだまだ一波乱ありそうだな……
俺の静かで平穏な休みはいったいどこへ…
ケヤキモールは相変わらず賑わっていた。
しかし
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