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綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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た。ここなら居ると思ってな。」

椎名「休みの日にわざわざ、ありがとうございます。綾小路くん!おはようございます。」
いつも通りゆるふわな感じで、嬉しそうに
挨拶してくれた。

綾小路「いや、礼を言うのはこっちだろ?
本を貸してくれてありがとな。またおすすめの本があったら、教えてくれ。」

椎名「はい……///」
何故か椎名も顔が赤い気が…気のせいか?
とりあえず、これで要件は終わった。
さて、二人の買い物に付き合うとするか…

椎名「綾小路くん。今日は櫛田さんたちと
一緒なんですね?何処か行くんですか?」

櫛田「おはよー椎名さん!今から、綾小路くんとショッピング行くの♪」

堀北「私もいるわよ?櫛田さん?」

椎名「そうなんですね…」

椎名は、じーっとこっちを見ながら言った
どうしたんだんだ椎名は……?

綾小路「あ、ああ、買い物に行くところでな、荷物係を頼まれてるんだ。」

実際、俺は行く意味ないんだがな…
断ると、二人に何されるか分からないからな。

椎名「もし、よろしければ私もご一緒して
いいですか?」

少し俺は驚いた。
椎名がそんなこと言うなんてな…
そんなにも、俺に本の感想聞きたいのか?

綾小路「俺は別に構わないが」
俺は二人をチラッと見た。
ここで、下手に断って変な空気にならないといいんだが…特に堀北…

堀北「私は別に、構わないわ。」

櫛田「私も、もちろんいいよー♪」
意外にも堀北が了承するとはな…
堀北も成長したと言うことかな。

椎名「ありがとうございます。」

綾小路「それじゃ、行くか?」

まさか、椎名も一緒に来るとは
思ってもいなかったな。
まぁ、俺は悪い気はしないけどな…



『お〜い、綾小路く〜ん!!!』


図書室を出て、すぐに遠くから声が聞こえた。見慣れたストロベリーブロンドの髪は俺は1人しか知らない。
元気に手を振りながら、こっちに来た。


綾小路「一之瀬?」

一之瀬「にゃはは。綾小路くんおはようー
こんなところで、偶然だね♪」

いつも通りのテンションの高い一之瀬だ。
元気一杯で、満面の笑顔で、少し安心した。それにしても、近いな……

綾小路「ああ、おはよう一之瀬。どうして
ここにいるんだ?」

一之瀬「私は生徒会の用事で来たんだ。もう、終わったけどねー。綾小路くんたちはどうして学校に来たの?」

なるほど生徒会の用事でか……
休みの日なのに大変だな……


綾小路「ああ、俺は椎名に借りていた本を返しに来たんだ。」

一之瀬「ふーん。椎名さんに本を返しに来たのは分かったけど、どうして櫛田さんと堀北さんが、一緒にいるの?」

さっきより体
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