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綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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聞いた?
俺は制服で行くとは一言も言ってないが…

堀北「あなた、さっき、椎名さんに本を
返すって、言っていたから予測するのは容易よ?」

なるほどな…
まぁ、どのみち本を返そうと思っていた
のは事実だしな。

綾小路「そうか。てこと二人は俺に合わせたのか?」

制服で来ると予測したのは素直に驚いたが
二人まで合わせる必要はないからな。
だとしたら、悪いことしたな…

櫛田「そうだよー♪綾小路くんのため。」

堀北「別に、私はあなたに合わせた訳ではないわ。」

綾小路「そうか。でも、少し残念だな
二人の冬の私服姿見てみたかったな。」
そしたら二人とも、声を揃えて


『『えっ!!』』

二人は驚いたのか全く同時に言った。


綾小路「うん?何か変なこと言ったか?」

櫛田「ううん、な、なんでもないよ///」

堀北「わ、私もなんでもないわ///」

なんだか二人とも顔赤いな…
変な意味で捉えられた訳じゃないよな?
純粋に思ったからつい、口にしてしまった
だけなんだが……

綾小路「そ、そうか。それならそろそろ行くか?」

櫛田「そ、そうだね。カフェにレッツゴー!!」

堀北「そうね。行きましょう。」

俺たちは、目的地に向かって歩くことに
した。俺を挟むようにして左に櫛田、右に
堀北と並んでカフェに向かった。


『いらっしゃいませ。三名様ですか?』

カフェに着いた俺たちは店員に促され
席に着く。メニューをさっと見て、俺は
注文をすぐ決めた。

綾小路「ホットブラックコーヒーを1つ」
堀北たちも直ぐに決めたようで、

堀北「ホットミルクティーとチーズケーキ1つ」

櫛田「私も、ホットミルクティーとショートケーキを1つ下さい」

店員はかしこまりましたー。と
オーダーを確認して行った。
落ち着いたところで疑問をぶつけた。

綾小路「どうして今日俺を誘ったんだ?」
ここに着いてからも違和感を感じていた。この二人がそうそう一緒には行動を共にしないだろうと……
ペーパーシャッフルで堀北に櫛田は負けた
ことで、櫛田は堀北を退学に追いやれなかった。俺は櫛田と契約しているから当分の
間は狙われないが、櫛田は堀北の退学を虎視眈々と狙っているに違いないからな…

堀北「いきなりね。理由なんてどうでも、
いいんじゃないかしら?」
堀北はいつも通りだとして…

櫛田「私は綾小路くんにお礼したかったからかな?」
そう言うと、ウィンクしながらこっちを
見た。堀北とは内密に契約したことについてだろうか?堀北に気付かれないように…

綾小路「お礼した覚えなんてないぞ?」
こう答えておこう。櫛田としても余計な
ことは言わ
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