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綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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ら100人全員が怒って
いると答えるくらい、キツイ表情だ……

綾小路「あー、その、ほら、質問には
答えたぞ?一体どうしたんだんだ…?」


堀北「今から櫛田さんと会う約束をしているのだけれど、あなたも来てくれない?」

………ん?

……あの堀北から誘われているのか?

……それは、無いな。櫛田と一緒だから、
大方櫛田と二人だと気まずいから仲介役を引き受けろって感じだな……

ここで断ると今日の堀北だとなにされるか分からないしな……どうするか……


綾小路「一応聞くが、俺も行っていいのか?櫛田に相談しなくて?勝手に俺も行ったら櫛田に何言われるか分からないぞ?」

堀北「それなら、心配要らないわ。櫛田さんと二人で決めたことだから。」

つまり、俺を誘う前提だったのか…
結局要件あるんじゃないか…仕方ない…

綾小路「分かった。行かせてもらう。」
俺がそう話すと、

堀北「そう?なら良かったわ。」
無愛想に言いながら少し機嫌が良くなった
気がした。櫛田と対話するには仲介役が、いた方がいいからな…堀北なら尚更……


綾小路「何時に行けばいいんだ?」

堀北「10時に寮の前に来てくれる?」

綾小路「分かった。」

時間を伝えたあとに、堀北は部屋を出てい
った。

……それだけ伝えるためならわざわざ部屋まで来なくてもチャットでいいと思うんだがなぁ…

まぁ、椎名に本を返すつもりだったし、
丁度いいか……

待ち合わせまで20分切った。

さてと、少し早目に
部屋を出るか……

エレベーターに乗り、寮の前に向かった。

寮の前まで行くと、


堀北「遅い。」

櫛田「おはようー綾小路くん。」


櫛田も堀北も先に寮の前で待っていた。
二人ともやけに早くないか?

綾小路「ああ、おはよう櫛田。すまないな
待たせてしまって」

櫛田「ううん、全然大丈夫だよ!」
いつもの櫛田の満面の笑顔をみられて
ホッとしていると、

堀北「こんな寒空の下に、女性二人を待たせるなんて、いい度胸してるわね?

綾小路「悪かったな。お詫びにカフェで温かい飲み物でもご馳走する。」

実際待たせているわけだからな
それぐらい、させて貰わないとな。


櫛田「そんなぁ、悪いよー綾小路くん。」

堀北「それくらい、当然ね。」

堀北は、やけに冷たい気がするが、
というか、二人とも……

綾小路「なんで二人まで、制服なんだ?」
俺は、後で、学校の図書室に寄って
椎名に本を返すつもりだから制服を着ているのだが、二人はなぜ?

櫛田「堀北さんに話し聞いたから、綾小路くんは制服で来るだろうなって思ってね♪」

堀北から
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