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綾小路くんがハーレムを構築する話
短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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手を当てると……

堀北「ね、熱なんて無いわよ!!///」
急に真っ赤な顔をしてまくし立ててきた。どうしたんだんだ…一体…

綾小路「まぁ、別に要件が無ければ来るなとは言わないが…」


堀北「………」

綾小路「………」

なんだこの沈黙は……
改まって話す話題も無いしな。
まぁ、あるとしたら堀北自身気にしていた
一之瀬のことくらいか…と言ってもここで
急に一之瀬の話題をするのも変だしな……

さて、どうしたものか……

堀北「1ついいかしら?」
沈黙を破って堀北がはなしかける。

綾小路「なんだ?」
正直このまま無言だと気まずいし助かる。
やっぱり要件があるとか言わないことを
願っていると……


堀北「軽井沢さんに好意を持っているというのは本当なのかしら?」


…………ん?

……聞き間違いか?

綾小路「それについてはあの場で否定したはずだが?」

まぁ、俺自身が流した噂でもあるからな…
軽井沢…いや恵に接触しやすくなる利点の
ためだったがな。

綾小路「ただの噂だ。俺なんかのせいで、
軽井沢に迷惑かかってしまうのは悪いと
思っているがな」

そんなこと聞くために朝から部屋訪ねてきたのか?

いや、そんな訳ないか。


堀北「本当かしら?満更でもなさそうだったわよ。彼女」
紅茶を口にしながら不機嫌そうに呟く。

綾小路「軽井沢が?そんな訳ないだろ」

恵と電話で話した時も様子が可笑しかったからな……

というかなぜ堀北は不機嫌なんだ……?

さっきからキツイ目をして睨んでるし…


堀北「ただ、再確認したかっただけよ。」
明らかに不機嫌な表情をして話す。
どうしたんだんだ…一体

綾小路「お、おう……」

なんで休みの日に問い詰められなきゃ
いけないんだろうか……?
堀北の視線の圧力に耐えながらコーヒーを
飲んでいると……

堀北「ところで、今日は何か予定あるのかしら?」

なんだ?急に……
俺の予定を聞く意味あるか?
とりあえず、今日は久々にゆっくり過ごそうと思っていることを伝える。

綾小路「今日は特にすることもないな。
強いて言えば、椎名から借りた本でも読んで感想を伝えようと思ってたくらいだ。」

椎名のことだ休みの日でも学校の図書館に居そうだしな。せっかく借りた本だ。
ちゃんと感想を伝えたいからな…

堀北「……そう。随分と椎名さんと
仲良くなったのね。」

先ほどよりもっと不機嫌になった……
俺が何をしたっていうんだ。

綾小路「堀北凄く顔が怖いぞ……?」

堀北「別にこれっぽっちもあなたのこと
で怒ってなんかないわよ?」

いや、100人に聞いた
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