短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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そう言えば、急に静かになったな……
そう思いながら、視線を上に向けると…
全員がこちらをじーっとみていた。
この状況はまさか………
綾小路「……………ちょっとトイレに行って来る。」
そう言って、俺は立ち上がって部屋を
出ようとしたら……腕を捕まれた。
長谷部「はーい、捕まえた♪ダメだよ?
きよぽん逃げるのは?」
一之瀬「そうそう♪」
櫛田「だよねぇ〜♪」
坂柳「ふふ♪綾小路くんあなたの歌声にも是非興味がありますわ♪」
軽井沢「綾小路くんだけー歌わないのはー
ずるいとーおもいまーす♪」
扉の前で5人に行く手を阻まれた……
波瑠加と恵と坂柳はニヤニヤしながら、
言っているところを見ると遊んでるように
見える。それに櫛田と一之瀬に腕を捕まれ
振り払うことも出来なくなった……
いや、実際この感触をずっと味わっていたい……じゃなかった、落ち着け俺。
綾小路「いや、本当に勘弁してくれないか?」
俺がそう言うと、
全員が口を揃えて
『ダメ♪×10』
明らかに俺で遊んでる様子がわかった…
この時俺は気づいた……
俺を嵌めるために全員カラオケを選んだのは俺で遊ぶためなんだと…
この日初めて俺は後悔の味を覚えた………
『ありがとうございましたー。』
一之瀬「ん〜〜楽しかったねー♪」
櫛田「だね♪」
堀北「まぁ、悪くなかったわね」
軽井沢「あぁ〜〜ストレス発散出来た♪」
佐藤「うん!そうだね!」
長谷部「あー楽しかった。愛里は相変わらず、歌上手いね〜?」
佐倉「あ、ありがとう波瑠加ちゃん。でも
椎名さんも坂柳さんも凄かったね?」
椎名「皆さんお上手でびっくりしました。」
坂柳「いえいえ♪それほどではありませんわ?ねぇ、真澄さん?」
神室「……疲れた。」
綾小路「俺は……二度とカラオケに行きたくないな……。」
あの後で俺は無理矢理歌わされた……
全員顔が赤かったのはどうしてか気になったが、大方俺の歌が下手で笑いを堪えてた
だけなんだろうな……
一之瀬「ご、ごめんね。綾小路くん無理矢理歌わせたりして……」
途端にシュンとした一之瀬に俺は慌てて、
綾小路「いや、大丈夫だ……」
こんな公開処刑を食らうとはな……
穴があったら入りたいとはこのことか…
綾小路「それに悪かったな。俺の歌のせいで、空気を壊して」
それを言った瞬間に全員がこちらを向き…
軽井沢「綾小路くんさー……それ、本気で言ってる?」
ん?
どういうことだ……?
いや、実際俺が歌っているとき空気がおかしかった
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