短編
綾小路くんがハーレムを構築する話
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たのと佐藤の割引のおかげで、安く済むようだった。
『それでは、ごゆっくりどうぞー。』
店員から、そう言われながら部屋に向かう
凄いなこの部屋……
めちゃくちゃ広いんだな……
広すぎると、逆に落ち着かないな…
軽井沢「やっぱり広い方がテンション上がるよねー!」
佐藤「うん!そうだね。」
一之瀬「にゃはは。広くていいねー!!」
櫛田「帆波ちゃん。一緒にデュエットしない?」
一之瀬「もちろん♪」
恵と佐藤と一之瀬と櫛田はカラオケに行き慣れてることもあってか、然程驚きもせずに何を歌うのかどうか話してた。
長谷部「愛里。私たちも一緒に歌お?」
佐倉「うん!波瑠加ちゃん!」
椎名「私自身、カラオケは初めてなので、
色々教えてくれますか?長谷部さん?」
長谷部「へぇ〜椎名さん初めてなんだ。
んじゃ、私がカラオケの楽しみ方を教えてあげちゃうね〜」
愛里も波瑠加も楽しめてそうで、何よりだな。椎名たちとも上手くやれそうだな…
坂柳「これがカラオケ専用の部屋ですか…
マイクも複数あって、とても豪華な造りなんですね。」
神室「あんたもカラオケ初めてなの?」
坂柳「えぇ。真澄さんはよく来るんですか?」
神室「私?冗談言わないでよ。こういう、ノリが苦手なの知ってるでしょ?」
坂柳「ふふ♪えぇ、知っていますよ?折角来たんですから楽しまないと損ですよ?」
神室「はいはい……。勝手にしたら?」
坂柳「つれないですね。そこが、あなたの良いところでもありますが♪」
坂柳たちはいつもこんな感じの会話なんだろうな……確かにこういうノリは神室は苦手そうだもんな…
そんな風に思いながら、俺は一番奥の方に
座った。
♪〜♪〜♪
カラオケはいい感じに盛り上がっていた。
最初はもっとギスギスするだろうと思って
いたが、思いの外楽しんでいた。
櫛田や一之瀬が綺麗にデュエットしたり
佐藤と恵が仲良く歌っていたり
波瑠加が椎名に機械の説明して、愛里と波瑠加と椎名で楽しそうに一緒に歌ったり
堀北は1人で淡々と歌ったり
坂柳は綺麗な声で周囲を圧倒して、神室に
自慢をしていた。
綾小路「みんな上手いな。流石は女子って
感じだな……。」
ドリンクを飲みながら、聞き惚れていた。
ちなみに俺は聞く専門をして、周りにバレないよう気配を消していた。
そしたら、
堀北「あなたは歌わないのかしら?」
歌い終わった堀北が話し掛けてきた。
綾小路「只でさえ、男1人で肩身が狭いんだ。それにこの流れを壊したくない。」
堀北「そうかしら?でも周りを見てごらんなさい?」
ん?
周り?何のことだ?
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