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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第八十五話 断罪王Z 対 断罪神Y〈イールド〉? 自分の子供が自分より長生きするのが当然だと思ってる親は考えを改めろ!人間に当たり前の明日なんて約束されてねぇんだよ!人間は病気だろうと病気じゃなかろうと事故や事件や自然災害でいつ死んでもおかしくないんだよ?
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第八十五話 断罪王Z 対 断罪神Y〈イールド〉? 自分の子供が自分より長生きするのが当然だと思ってる親は考えを改めろ!人間に当たり前の明日なんて約束されてねぇんだよ!人間は病気だろうと病気じゃなかろうと事故や事件や自然災害でいつ死んでもおかしくないんだよ?
断罪神Y〈イールド〉の操縦者であるウィルが俺に話かけてくる。
「娯楽っていうのは麻薬と同じなんですよね。国民のゼーキンで楽して暮らしたい一部特権階級のやつらは娯楽を国民に与えることで、国民の生きる理由と目的を作る。そして、その過程で国民にゼーキンを半強制的に納めさせ、その次に新たな娯楽を国民に提供すれば国民は娯楽を味わうために、生きることの中毒者になる。その結果、国民は生きて娯楽を味わうためにゼーキンを納め続けるしかない。つまり、一部特権階級のやつらは生きるということを必要以上に美化して国民に明日への活力を誘発させるような娯楽を何度も提供して、国民を自分たちが国民のゼーキンで楽をするのに都合のいい奴隷に変えてしまう。そして、その奴隷を同調圧力を利用して作り続ける」
「そんなことより、なぜ俺の放った狂気の波動の直撃を全身に受けてそんなに平然としていられるんだ?」
「おそらく、この『断罪王Z』という『物語』が君のせいで狂気に染まってしまったからだろうね。だから、君にとって当たり前だったことが、当たり前でなくなってしまった。つまり、君がこの『物語』を狂気に染めたせいで君は今、追い詰められてるということさ」
「なるほど、ではもはや、勝負も勝ち負けも関係ないということか」
「そうなってしまうね...」
町では首がなく、下半身に顔がついている人間達が楽しそうに会話をしたり買い物をしている。
「ウィル、あいつらも狂気の産物なのか...?」
「おそらくそうだろうね、あの人間たちは自分たちの姿になんの疑問も抱いていない。もしくは自分たちの目には自分の頭がちゃんと首についているように見えているだけなのかもしれない」
「じゃあ、あの下半身に顔がついてる奴らは、自分たちの体が俺がこの『物語』に放った狂気の波動のせいでおかしくなっていることに気づいてないということか」
「そうだろうね、ほら、君も」
ウィルは手鏡の鏡の部分を俺に向けた。
鏡に映っていたのは首がなく、下半身に顔がついている状態の俺だった。
「?あああああああああああああああああああああああああああッ!」
「これでさっき言った私の過程が成立したね。君が狂気に染めたこの世界で生きる人々は皆、自分の体に異常が発生していることを自覚できない、もしくは体になんの以上も起きていないのに異常が起きているように感じてしまう状態にある」
「ウィル?ど、どうやったら俺の体はもとにもどるんだ?」
「君は狂気の波動を『断罪王Z』という『物語』に放つことで
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