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クイーンズブレイド リベリオン 最強にして最高の主人
第十話 それぞれの事情
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うするんだ?」

霞「一つ聞いてもいいですか?なぜ命を狙った私たちに仲間になれと?」

和樹「ん〜〜〜〜理由なんかないよ

お前らを仲間にしたいからなれと言っただけだ。」

霞「・・・そう・・ですか・・・」

和樹「納得できないか?」

舞「そんな理由で納得しろって方が無理でしょう。」

和樹「だよな〜〜〜う〜〜〜ん強いて言うなら・・お前らほっとけないんだよな。」

霞「・・え・・・」

あまりにも予想外の答えに思わず間抜けな声を漏らす。

舞「それって一体どういうこと。」

和樹「モリガンはともかくとして、お前ら二人はこのまま放っておくと

人として壊れてしまいそうな気がするんだよ。」

霞「壊れる・・・ですか。」

和樹「俺が見た所お前らの心は何があったかは知らないがボロボロだ。

そんなお前等をこのまま放置することができないし、

このまま放っておいて壊れるのは我慢ならないから俺の仲間になれって言ったんだよ。

どうだ、これで満足したか?」

和樹の心からの真摯で率直な言葉を聞き黙りこむ。

舞「(顔はアンディほどじゃないけど、いい男ね・・・・・

少なくともアンディより男の甲斐性がありそう。

それにこの胸の高鳴りもしかして・・・・・

アンディごめんなさい。

もうあなたじゃもう私を満足されることはできないの・・・・

だから私は・・・・・)わかったわ、そこまで言われたらあなたに付いていくわ。」

その言葉を聞くと舞に近づき拘束している縄を解く。

和樹「これからよろしくな不知火。」

手を出し握手を求める。

舞「私の事は舞でいいわよ和樹。私の方こそ色々とよろしくね♪」

和樹の手を握りがっちりと握手する。

そんな中霞も自分の中で結論を出しつつあった。

霞「(なんでだろう。この人から死んだハヤテ兄さんと同じ優しさを感じる。

顔や性格は全然違うのにどうして・・・・

それにさっきからドックンドックン言ってるこの胸の高鳴りは何?

もしかして私はこの人の事を・・・・・)

分かりました私もあなたの提案に乗ります。」

霞に近づき拘束している縄を解く。

和樹「お前もこれからよろしくな霞。」

舞の時と同じように霞に握手を求める。

霞「はい!和樹兄さん!」

和樹「・・・・・ん?・・・・すまない・・今何て言った。」

初めての呼ばれ方に驚き動揺する。

霞「和樹兄さんといいましたが・・・」

和樹「(聞き間違いじゃないなやっぱ)なんで俺の事を兄さんと?」

霞「そう呼びたいから呼んだのですが・・もしかして・・

いや・・・・ですか?」

眼をウルウルさせて和樹の方
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