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クイーンズブレイド リベリオン 最強にして最高の主人
第十話 それぞれの事情
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住人とは少し違うんだよな。

だからピンときたんだよ。」

モリガン「成程ね〜〜〜確かにあなたの言う通り

私たちはこの世界の住人じゃないわ。」

舞「それどころか私達それぞれ違う世界からこの世界に飛ばされたのよ。」

和樹「やっぱりな・・・・・それで二つ目の質問だけどなんで俺を襲ったんだ。」

舞「私たちがこの世界に飛ばされた時に会ったユーミルって子に頼まれたのよ。」

モリガン「私たちを元の世界に戻す条件としてあなたを捕らえるか

それとも、殺すか。それができたら私たちをもとの世界に返すとは言ってたけど。

私としては楽しめればなんでも良かったんだけどね。」

和樹「俺を襲う理由なんて大体そんなもんだろな。

三つ目なんだけどモリガンはともかくとて、

そこの二人は本当に俺を倒すつもりで来たのか?」

舞と霞を指差し尋ねる。

霞「どういうことですか?」

今まで会話に参加しなかった霞が怒りを顕にする。

和樹「どうもこうもねぇよ。戦っている時に気づいたんだけど。

肝心な時に詰めが甘いし。

迷いがあるんだよ。それじゃぁ俺には勝てないぜ。」

核心を突かれドキっとする。









































実の所を言えば舞と霞の二人は

そんなに元の世界に戻りたいとも思ってはいないのだ。

例えば舞の場合・・・

この世界に来る前の一週間前に恋人のアンディと喧嘩したのだ。

その喧嘩の理由がいつまでたっても男の解消をアンディが見せないし

自分に全然構ってくれないことが喧嘩の原因だ。

喧嘩した舞は一人で故郷の日本を離れ風の赴くままにフランスへ向かった。

フランスへ向かった舞は胸の中のイライラを解消するために

ストリートファイトや非合法の地下闘技場での戦いに明け暮れていた。

それらの戦いにすべて余裕で勝ちまくっていたある日の事。

勝ちまくりご機嫌な舞は意気揚々と宿泊している

ホテルの帰り道。舞はこんなことを考えていた。

どこかにアンディ以上のイケメン・・とまではいかないが

それなりの男がいないかなと。

そんなことを考えていると舞の頭上に突然ゲイトが現れ舞を吸い込み

この世界に強制的に召喚され今に至る。

霞の場合・・・・

霞はある男に殺された兄の仇を討つため忍びとしての

最大のタブーである抜け忍になったことで裏切り者として追われることとなる。

数多くの戦いと苦労の末兄の敵を討った霞。

これで戦いの日々は終わると思った霞だったがそんなことはなかった
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