暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0046話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
のと殆ど同時に、敵も牽制の意味を込めてかエルアインス4機から8条のビーム光が発射される。
 エルアインスの最大射程を持つツイン・ビームカノンだ。

「各機散開!」

 エルアインスの両肩に光が見えた瞬間に叫んでいたのが幸いし、全機被弾する事なく回避に成功した。

「ならこっちからも仕掛けさせて貰おうか。集中、ファントム!」

 精神コマンドの集中を使用した後に、グロウセイヴァーから12機のファントムが発射される。発射されたファントムは念動力を増幅したT-LINKシステムを経由し、俺の意志に従ってその牙を振るう。
 ツイン・ビームカノンを撃った後の一瞬の油断を突き、1機目のエルアインスへと6機のファントムが襲いかかった。
 エルアインスが背後に背負ったテスラ・ドライブを2機のファントムがレーザーブレードで貫通し、残りの4機で左右の手足を4本とも付け根で切断して完全に無力化した。
 残り6機のファントムのうち、エルアインス1機につき2機を使用して援護に来るのを足止めする。

「これでまずは1機」

 折角のエルアインスを胴体だけにしてしまったが、レモン率いる技術班なら再生するのも可能だろう。
 まさか自分達がやられるとは思ってもいなかったのか、残り3機のエルアインスの動きが鈍る。
 その隙に敵機へと通信を送る。

「こちら、地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー隊、特殊処理班隊長のアクセル・アルマー中尉だ。今回の反乱の鎮圧を命じられている。だが、うちの上司は今回の反乱が起きた理由についての基地司令の言い分を疑問視している。大人しくこちらに従うのならその辺の事情を明らかにする手助けをする事も出来るだろう。こちらの指示に従って貰えないか?」

 そこまで大規模な戦場という訳でもないので、全ての機体が俺の通信を聞いただろう。出来れば大人しく降伏してもらえると助かるんだが。補給物資的な意味でも。
 だが、帰ってきたのはエルアインスの片方が放ったG・レールガンの1撃だった。

「ちぃっ、問答無用か!?」

 咄嗟に機体を右へと移動させ回避に成功する。
 こちらからも反撃の一撃を行おうと射出済みのファントムへと命令をしようとした瞬間、もう片方のエルアインスからの通信が発せられた。

「全機、一端攻撃を停止せよ。こちらブラックバード中隊隊長のキロノ大尉だ」

 キロノと名乗る男の通信が聞こえてくるのと同時に、量産型ゲシュペンストMk-U隊、ガーリオン隊共に攻撃を収めてその場で待機する。
 エキドナと量産型W達も今回は撃破ではなく捕虜にするのが目的だと言っておいた為か大人しく戦闘を停止して距離を取る。

「キロノ大尉、用件は降伏という事でいいのか?」
「いや、今回の事件で基地司令が何と言っているのか興味が
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ