第85話
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
テンクスも両腕を掲げて頭上に巨大な気弾を作り上げた。
「終わりだーーーっ!!」
「「くたばっちまえーーーっ!!」」
悟林が突撃してセルマックスの頭部に巨大な気弾を直接叩き込み、ゴテンクスの駄目押しとばかりの一撃をまともに喰らったセルマックスは沈黙した。
「…今度こそ…大丈夫そうだね…ん?」
セルマックスの死体に異変が起きる。
体が異常なまでに膨らみ始め、悪寒を感じた2人はこの場を離脱した。
ガンマ達もピッコロ達もどうやら無事なようで安堵したのも束の間、後方から凄まじい爆発が起きた。
そしてセルマックスの爆発した地点から遠く離れた場所では悟飯とセルの闘いは続いていた。
「だあっ!」
「ぐっ!!」
悟飯が距離を詰めては攻撃し、セルは接近戦に持ち込まずに距離を取って攻撃を繰り返していた。
「…何時まで逃げるつもりだセル…やる気があるのか…?」
冷たく睨む悟飯に対してセルは肩で息をしながら笑みを浮かべた。
スピード、パワー、肉体の強さも全てに置いて自分を上回っている悟飯。
しかし、セルにはどこか余裕があった。
「なるほど、確かに素晴らしいパワーとスピードだ。進化した私を大きく超えている。だが、貴様は私には勝てない……絶対に…」
「…?強がりを言うのもそれくらいにしたらどうだ」
「貴様はやはりどこまで強くなろうと馬鹿らしいな…断言しよう、貴様は私には勝てん」
「なら、試してみろ!!」
悟飯の拳のラッシュをセルは限界まで気を高めて受け止め、可能な限り受け流し、自分の戦闘センスをフル活用してダメージを最小限に抑える。
バリヤーも再生能力も超能力も何もかも利用してだ。
「四身の拳!!」
4人に分裂し、戦闘力も分裂前と変わらない分身が悟飯に迫るが、本体以外は一撃で一蹴される。
「こんな技で!」
「太陽拳!!」
「うわっ!?」
分身に気を取られていた悟飯は太陽拳の強烈な光をまともに喰らってしまい、目を眩まされてしまう。
「ふんっ!」
目が眩んでいる悟飯を蹴り飛ばし、指先に気を溜めて魔貫光殺砲を放った。
「っ!!」
ギリギリで迫る気功波に気付いた悟飯はそれを何とかかわす。
高い貫通力を誇る魔貫光殺砲をまともに受けたら今の自分でもどうなるか分からないからだ。
「頭上ががら空きだぞ」
「ぐあっ!?」
気功波に気を取られていた悟飯の脳天に蹴りを入れて地面に叩き付ける。
「くっ!」
「確かにパワーもスピードも肉体の強さも貴様が上だが、貴様の動きを読むことは出来る」
自らの進化のために厳しい修行に身を置いていたセルにとって悟飯の動きは分かりやすいのだ。
「…こ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ