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展覧会の絵
第九話 聖バルテルミーの虐殺その十七
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を行う彼等は。
「罪を犯していない者には。何をしてもならないのですから」
「それはプロテスタントでもだね」
「バチカンは他の宗教、宗派との対話と共存を望んでいます」
 これは今のバチカンの方針である。かつては違っていたからこそこの絵の様なことが起こったのだ。だが十字は今のバチカンの考えからだ。こう言ったのである。
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