第84話
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「トランクス君、悟天、ピッコロさん。行くよ!!」
界王拳を20倍まで上げると悟林はセルマックスに突撃する。
「(50倍までは平気だけど100倍からはキツいから少しセーブしないとね)」
再び顔面に拳を殴るとセルマックスはバランスを崩して大きく後退した。
「今だ!!」
「「はーーーっ!!」」
ピッコロとトランクスと悟天が気功波を放ってセルマックスを転倒させる。
「魔閃光!!」
追撃の魔閃光を放ち、セルマックスに直撃させるとセルマックスは起き上がるのと同時に体の斑点のような物から全方位に光線を放ってきた。
「はあっ!!」
悟林はバリヤーを張って攻撃を無力化すると回し蹴りを放って再びセルマックスを転倒させ、セルマックスの指を掴むと勢い良く上空に投げ飛ばした。
「こいつでどうだ!ギャリック砲!!」
渾身のギャリック砲を撃ち、上空のセルマックスに直撃させると大爆発が起きる。
「やったか!?」
あれだけの威力の攻撃をまともに喰らえばあのような巨体の敵でもただでは済まないと思っていたが、煙が晴れるとセルマックスは五体満足の状態で着地した。
「流石セルのデカブツコピーだね、そう簡単には倒れないか…なら…取って置きをくれてやるよ!!」
取って置きを放つために額に指を当てて気を溜めた次の瞬間、セルマックスの口から特大の気功波が放たれた。
「危ない!」
気を溜めていたため回避が間に合いそうになかった悟林をトランクスが抱き締めて気功波をかわした。
「あ、ありがとう…トランクス君…」
「危なかった…ギリギリだったよ…」
もし僅かでも遅かったら直撃を受けていただろう。
あれをまともに喰らったら流石の悟林もダメージは免れなかったはずだ。
「………」
「悟林さん?」
「…へ?あ、その…ごめん!闘いに集中しないとね!!」
無言の悟林を不思議そうに見ると悟林も現状を思い出してトランクスから慌てて離れると戦闘を再開するのであった。
界王拳のオーラで分かりにくいが、ほんの少しだけ顔が赤かったのは気付かれなかったのは悟林にとって幸いだったかもしれない。
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