第84話
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のと同時に笑みを深めた。
「姉さん!」
パンとガンマ達とヘドを安全な場所に移動させて戻ってきた悟飯がセルマックスに気弾を放つが、10倍界王拳のパワーに耐えきれるほどの耐久力を持つセルマックスは直撃を受けても微動だにしない。
「よし、悟天!俺達もやるぞ!!」
「うん!」
「「波ーーーっ!!」」
同時にかめはめ波を撃ち、セルマックスに直撃させたが、やはり頑丈なのか大したダメージはない。
「ほう、流石は私を基にしただけのことはある。頑丈さだけは大したものだ。さて、見物するとするか」
セルは少し離れた場所で見物に撤するようだ。
そんな姿にピッコロは悔しげに舌打ちしながら加勢するために合流する。
「待たせたな…」
「あ、ピッコロさん。随分とボロボロにやられたね」
「ああ…セルの奴め…力の大会の時よりも大きくパワーアップしていやがった。」
まるであの時のようだ。
神と融合してパワーアップし、超パワーを得たと思ったらセルはそれ以上のパワーアップをして現れたのだから。
「へえ、それは楽しみが増えたね!まずは目の前のセルの偽物を倒そうか」
そして目の前でそれを聞いて喜ぶ弟子が頼もしく感じるのと同時に悔しくもあった。
「本当に何時からこんなに差がついちまったんだろうなお前とは…」
「…?それより、ピッコロさん。仙豆あるんでしょ?食べたら?」
「そうさせてもらう…」
セルとの闘いでダメージを受けたピッコロは仙豆を食べて全快する。
「残りの1粒は私が持ってるよ」
誰かが死にかけたらこの1粒を使おうと悟林は仙豆を預かる。
「取り敢えず、このセルのデカブツは私達が止めるから悟飯はとどめね」
「え!?僕がですか!?」
「当然でしょ?お前もしかして殴りかかるつもりだったの?お前のパワーじゃダメージはろくに与えられないし…それに一発でやられそうなのを守るのは神経がいるんだからお前は離れた場所で気を高めて…そうだね…頭…かな?」
確かセルの再生能力の基であるナメック星人は頭に核があるらしい。
ならばナメック星人の血を引くセルの頭にも核はあるだろうし、セルの後継型のセルマックスもそうかもしれない。
「頭って…でも、父さんがかめはめ波で頭を吹き飛ばしてもセルは復活したし…」
「その時は全身吹き飛ばせば良いでしょ!良いからさっさと気を溜めなさい!!」
「は、はい!!」
悟林に怒鳴られた悟飯は慌てて気を溜める。
しかし、どの技を使うべきか。
魔閃光では威力が足りないし、かといってかめはめ波でも頭部を吹き飛ばせるか分からない。
だが、まずは気を溜めなければどうしようもないので悟飯は気を溜め始めた。
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