第84話
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イヤ人で言う超サイヤ人ゴッドを超えた超サイヤ人2の領域に立ち、フリーザの細胞を持つセルの進化がそんな柔なはずがなく、ピッコロの拳のラッシュは全て受け流された上に真上を取ったセルが組んだ拳をピッコロの背に叩き込んで地面に叩き付ける。
「ぐっ!…ぬっ!?」
拳を構えて急降下してくるセルにピッコロは何とかジャンプでかわすが、セルは地面に拳が突き刺さった状態でそれを支えにしながらピッコロの腹に蹴りを入れる。
「ぐあっ!!」
あまりの威力に血反吐を吐くピッコロ。
地面から拳を抜くとセルはラッシュを繰り出す。
それをピッコロは何とか捌こうとするが、鳩尾にセルの拳が入って悶絶する。
「終わりだなピッコロ。貴様と貴様の弟子の技でやられる気分はどうかな?」
嘲笑と共に蹴り上げられたピッコロは勢い良く吹っ飛んでいき、そのピッコロに魔閃光を放った。
「っ!!」
威力はかめはめ波に劣るものの速射性に優れた気功波をピッコロはまともに受けるのであった。
一方のトランクスと悟天は少しずつ流れが自分達に向いてきていると感じていた。
アップグレードしたドラゴンボールで強化された超サイヤ人の力は2人の想像を超えていて変身の際に自分達の限界の天井が取り払われ、その上で強化された超サイヤ人の力の上昇に驚く。
まるでフュージョンし、初めて超サイヤ人3に変身した時のような…いや、それ以上の感覚だ。
最初は力に振り回されていたが少しずつ慣れてきた。
父親達も超サイヤ人ゴッドに初めて変身した時もきっとこんな感じだったのだろう。
「「だあっ!!」」
2人の拳が同時に相手のセルジュニアの腹に入り、悶絶する2体に2人は目配せする。
「悟天!!」
「OK!!」
フュージョンのパートナーだけあり、僅かなやり取りで互いの意図を読み取る。
トランクスは未来トランクスから教わった両手で複雑な印を結んで拡散した気を突き出した両手に集めて自身の気と合わせて凝縮する。
「バーニング!!」
「かめはめ波ーーーっ!!」
トランクスの気弾にかめはめ波を合わせると、絶大な破壊力を誇る一撃となってセルジュニア達に迫る。
「「波ーーーっ!!」」
セルジュニア達もかめはめ波で迎え撃つが、あっさりと押し返されてまともにバーニングかめはめ波を喰らって消滅した。
「や、やった!フュージョンしなくても勝てたぞ!!」
「やったねトランクス君!ドラゴンボール様々だよ!!」
セルジュニアはドラゴンボールでの潜在能力解放と超サイヤ人の強化が無ければフュージョン無しでは絶対に勝てない相手だった。
そんな相手にフュージョン無しで勝てたのだからドラゴンボールでのパワーアップの威力は凄ま
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