第五百九話 歌も歌いつつその四
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「私もそう思う」
「はい、巨乳はです」
「よくないものだ」
「悪です」
まさにというのだ、見れば目も怒っている。
「まさに」
「巨乳許すまじ」
ルイズも参加してきた。
「そんなものいらないわよ」
「そうですよね」
「巨乳に惑わされていたらね」
「何も出来ないですね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「だからそれは飾りってよ」
「わかることですね」
「それが大事よ」
「あの、そう言われますと」
カリーナは戸惑ってめぐみん達に言った。
「どうしていいか」
「安心して下さい、私達も大きくなればいいですから」
めぐみんはカリーナに真顔で返した。
「ですから」
「それで、ですか」
「私に大きくなる方法を教えて下さい」
「そんなものあるのか」
千冬はめぐみんに問うた。
「確実にそうなるものが」
「あればです」
めぐみんは千冬にも言った。
「教えて欲しいのです」
「そういうことか」
「はい、そして私もです」
真顔のままさらに言う。
「欲しいのです」
「そうか、君とは同じところもあるからな」
「大先輩ですよね」
「魂はな」
「ですから」
めぐみんは千冬に真顔で頼み込んだ。
「お願いします」
「そう、同じ事務所ですから」
今度はめいかが言った。
「お願いします」
「そう言うが教えてもだ」
それでもと言うのだった、千冬も。
「確実にそうなるとはな」
「限らないのですか」
「そうですか」
「胸のことは努力せずともなれる場合もあるが」
それでもというのだ。
「努力してもだ」
「なれない」
「そんな場合もありますか」
「そうだ」
こう二人に言うのだった。
「それも世の中ということだ」
「最悪の事実」
エレーナはこの現実に沈んだ顔と声で述べた。
「聞かなければよかった、とはいっても」
「あの、千冬さんはです」
らぁらがそのエレーナに話した。
「私達にとってはです」
「魂がか」
「はい、そちらのことで」
「絶対の方だからだな」
「そのお言葉には逆らってはいけません」
「そうだな」
「ルナパパさんもですが」
中の魂に関係がある人物はというのだ、見ればらぁら達プリハパラタウンの多くの面々の彼を見る目には尊敬の色がある。
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