暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第83話
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
咄嗟に両腕を交差して受け止めて両腕に走る痺れに笑みを浮かべた。

「ああ、そうだな。あの時の俺達は弱かった…だから今はこの時を感謝してるぜ…!貴様をこの手で叩きのめせるこの時をな…!!」

憤怒の表情でセルを睨むピッコロにセルは満足そうに笑った。

「良いだろう、今の貴様は私の相手に相応しい…その姿の貴様は何と言うのかな?」

自分が闘う相手に相応しいと認めたピッコロの今の姿を知りたいと思ったのかセルは尋ねる。

ピッコロは少しの沈黙の後に名乗る。

「……オレンジピッコロと言ったところか」

ゴールデンフリーザやブルーセルのように体の色が変化するのだからこれで良いのかもしれない。

「フッ…オレンジピッコロか……来い…私のレベルにどこまで近付けたかテストしてやろう」

ブルーセルのオーラを纏い、ピッコロに突撃するセル。

同時にピッコロもオーラを迸らせながら拳を振り上げ、互いの拳が激突した。

悟林は2人の気の高まりを感じながらガンマ1号・2号が相手にしていたセルジュニア達と闘っていた。

「良いなぁ、ピッコロさん。私もセルと闘いたかったんだけどなぁ…まあ、そうは言ってられないんだけどね…」

セルジュニアもかなりの脅威なので倒しておくに越したことはないだろう。

しかしこの場にいた全員は気付いていなかった。

この場に現れたセルジュニアは倒した数も含めて10体。

現在この場にいるセルジュニアは倒した数を含めて9体。

残りの1体はどこに消えたのだろうか?

そのセルジュニアは逃げていたマゼンタの後を追い、ラボに潜入してセルマックスのいるカプセルを見つめていた。

自分の親に当たるセルと自分達に近い存在を感じ取るセルジュニアはワクワクした表情で近くで頭を吹き飛ばされて倒れているマゼンタが操作していたパネルを弄り、ボタンを押そうとする。

「や、止めろ…」

少し離れた場所で顔が大きく腫れて倒れているヘドが止めようとするが、セルジュニアは無視してボタンを押し、ラボ全体が激震に襲われたのであった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ